『NEW JAPAN CUP 2026』新潟・アオーレ長岡(2026年3月20日)
準決勝 ○カラム・ニューマンvs海野翔太×
前回準優勝の海野を急所蹴りからのプリンスズカースで破って、ニューマンがNEW JAPAN CUP決勝に初進出。上村優也との決戦に向けて、「お前に俺は止められない。誰にも止められない。俺の『NEW JAPAN CUP』だ。俺の年だ。俺の団体だ。止められるものなら止めてみろ」と豪語した。
UNITED EMPIREのニューマンはセコンドについたゼイン・ジェイに巧みに介入させて、着実に勝ち上がってきた。準々決勝では昨年のIWGP世界ヘビー級戦で敗れた後藤洋央紀に雪辱。初のNEW JAPAN CUP準決勝進出を果たした。対戦相手は準々決勝で強敵のザック・セイバーJr.を破り、2年連続で準決勝に進出した海野となった。
正攻法にこだわる海野に対し、ニューマンはスカしたり、動きを真似たりと揺さぶりをかけていく。スピードでもかく乱すると、テーピングの巻かれた海野の右腕に照準。スキを突きながら狙い撃ちにする。リングサイドに設置したテーブルでの攻撃は不発に終わったものの、右腕をなおも攻め立てた。
海野はスイング式DDT、エプロンDDT、鉄柵に足を固定してのDDT…とDDTを連発して反撃ののろし。パワーボムや串刺しニーなど大技を連発していく。しかし、ニューマンも腕に攻撃を加え、鋭い蹴りを浴びせて海野の動きを封じると、場外に設置したテーブルめがけて、投げ捨てパワーボムを強行。海野をリングアウト負け寸前まで追い込むと、ファイヤーボルトで叩きつけ、またも右腕を絞め上げた。
粘る海野はラリアットやハーフネルソンスープレックスなどで活路。ニューマン得意のエクスカリバーを食らっても勝負を捨てず、プリンスズカースをDDTで切り返すと、リバースフランケン、ラリアットと怒とうの猛攻に出て、必殺のSecond Chapterへ。だが、これを防いだニューマンは海野をレフェリーと交錯させると、急所蹴りをズバリ。ラリアットもぶち込んだ。海野も丸め込みで抵抗したものの、ニューマンは一気にプリンスズカースを決めて、3カウントを奪った。
これまでのトーナメント戦同様に、ここぞという場面で反則を見せて、海野を無法突破。ニューマンがNEW JAPAN CUPの決勝初進出を決めた。この結果、明日(21日)の長岡大会で行われるNEW JAPAN CUP優勝戦は「上村vsニューマン」に決定した。
マイクを持ったニューマンは「お前は常に失敗する。お前がやることは、いつでも、どこでも、失敗するんだ」と海野を嘲笑し、「お前は俺を超えて上に行くことはできない。しかし、チャプター5、チャプター6を全部終えて、緑が好きなら、相手をしてやるよ。とにかく今は失せろ」と場外に蹴落とした。
そして、「お前らがどう思おうが、ぶちのめして机を床に突き立てた、カラム・ニューマンが2026年『NEW JAPAN CUP』の決勝に進む」と豪語。観客に対しても「黙れ。お前らなんか必要ない。助けなんていらない。ここにいるヤツら、皆どうでもいい」と舌鋒を向けると、「次は誰だ?」とアピールした。
翌日に決勝戦を争う上村が姿を現すと、ニューマンは「お前か、HEAT STORM。明日の夜、お前が燃えているっていうその熱の嵐に小便をかけてやる。お前の夢は明日破れる。今晩、お前の親友を終わらせた。俺を超えて行くことはできない。やりたいようにやれ。俺が息の根を止めてやる」と荒々しい言葉で宣戦布告した。
パートナーの海野が敗れただけに、雪辱の意味合いも持つことになったが、上村が「カラム! この春の最強は絶対譲らねぇ!」と熱く言い返すと、場内は大観戦に包まれる。さらに、上村は「お前がどんな手を使ってでも、最後に勝つのはこの俺、HEAT STORMだ!」と宣言し、ニューマンとにらみ合った。
バックステージでもニューマンは「明日、帝国に栄光をもたらす。そしてリョーゴクでツジと相対する。ショータにやったことと、同じことをするだけだ。ユーヤ、もうお前のことは見てない。俺は現在最高のガイジンレスラーだ。お前に俺は止められない。誰にも止められない。俺の『NEW JAPAN CUP』だ。俺の年だ。俺の団体だ。止められるものなら止めてみろ」と豪語。優勝に向けて絶対の自信を示した。
今年のNEW JAPAN CUP決勝はどちらが勝っても初優勝となる新世代同士のフレッシュな顔合わせに。とはいえ、ここまで勝ち上がってきた戦い方は真逆。トーナメントを制し、この春から新日本の主役になるのは上村か、ニューマンか。
【試合後のニューマン&ジェイ】
▼ニューマン「あと1試合」
▼ジェイ「チャンス」
▼ニューマン「あと1試合だ。それで結果が出る。あと1勝、あと1人が冠にキスすれば、このトーナメントの最高点に立つ。明日、帝国に栄光をもたらす。そしてリョーゴクでツジと相対する。ショータにやったことと、同じことをするだけだ。ユーヤ、もうお前のことは見てない。俺は現在最高のガイジンレスラーだ。お前に俺は止められない。誰にも止められない。俺の『NEW JAPAN CUP』だ。俺の年だ。俺の団体だ。止められるものなら止めてみろ。道を空けるんだ。そして冠にキスを」
ジェイ「冠を掲げよ」
※海野はノーコメント

