ワールドシリーズ3連覇を目指すロサンゼルス・ドジャースはシーズン開幕へ向け、オープン戦などで調整に臨んでいる。4回1/3を投げて1安打無失点、4奪三振と好投した大谷翔平とブルペンで練習を行なった山本由伸もワールド・ベースボール・クラシックから復帰し、チームでの感触を取り戻している最中だ。
そんな中、デーブ・ロバーツ監督が調整の進捗について懸念を抱いたのがブレイク・トライネンだ。2024年のポストシリーズでチームを救った元守護神は昨年、防御率5.40と、ドジャースに加入した20年にマークした「3.86」以来の成績の悪さ。21~24年はいずれも1点台だったこともあり、ロバーツ監督は復調を信じて投入し続けたが、不甲斐ない結果に終わっていた。
昨年クローザーの役割を期待されながらトライネンと同じく散々な成績に終わっていたタナー・スコットは今回の春季キャンプ、6回1/3を無失点に抑えている。一方、トライネンは現地19日までに6試合で5.0回を投げて被安打7(うち1本塁打)、6失点、防御率10.80と厳しい数字となっている。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』によると、ロバーツ監督は「自信が感じられない。ここ3、4試合は期待通りの投球ができていない」と厳しいコメント。不調は昨年痛めていた右前腕部の状態によるものではないと主張しつつ、「今の制球難は、本当に“らしくない”...(投手コーチのマーク・プライアーも)同じように感じていると聞いている」と困惑した。
同メディアは「おそらく彼は開幕ロースター入りするだろうが、もし不調が続くようなら、球団はついに決断を迫られるかもしれない」とロースター落ちの可能性を示唆。ドジャースには今オフ獲得したエドウィン・ディアスに加えて、ジャック・ドレイヤー、ベン・カスパリアス、ジャスティン・ロブレスキーらメジャーレベルで活躍できる選手が揃っている。
そのため、この状況が続けばロバーツ監督やフロント陣の考え次第では、ベテランが契約最終年にマウンドに立てない可能性もありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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