最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
小倉孝介流、バックボレーを逆クロスに流すコツ。ヒジを逃がして面をずらし、ボールの右側をこする!【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>

小倉孝介流、バックボレーを逆クロスに流すコツ。ヒジを逃がして面をずらし、ボールの右側をこする!【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>

プロテニス選手は、高度なショットをいとも簡単に叩き込む。なぜあんなボールが打てるのか? その秘訣をプロ本人に明かしてもらうシリーズ。今回は大学卒業後に飛躍的に成長、YouTuberとしても人気を博す小倉孝介選手の最終回。逆クロスへのバックボレーをレクチャーしてくれた。

  *  *  *

 ボレーには結構自信があり、最近はキックサービスとセットにして要所でサーブ&ボレーを使います。きっかけはショートポイントを増やしていこうというコーチのアドバイスです。

 サービスが向上してコースも良くなり、1stから相手を崩せるようになったので、それに得意なボレーを組み合わせました。前回お話ししたワイドへのキックなど色んなサービスを混ぜて相手を惑わし、リターンコースを限定させてオープンコートにボレーを決めるのが基本戦術です。

 技術的なポイントは、まずボレー全般として軸足のセットの位置が大事です。ボールに入る1歩目を正しい所に置かないと、次に前足を踏み込むステップが窮屈になったり、遠すぎたりして、ボールにパンチを与えられません。

 バックボレーなら左足を決める位置ですね。ここでは相手のリターンがボディ気味に来たので、少し近めに左足を置いています(写真3コマ目)。それから右足を前に踏み込むという流れです(6コマ目)。
  1stボレーをどこに打つかは、サービスコースから相手のリターンをある程度予測して決めます。この写真はアドサイドからキックサービスで前に出たところだと思いますが、とすると相手は外に振られてデュースサイドがオープンな状況なので、バックボレーを逆クロスに流しています。

 身体に近いバックの逆クロスは、ヒジを逃がすようにして面をずらし、ボールの少し右側をこするイメージでサイドスピンをかけるのがコツです(6~8コマ目)。同時に、身体を開かずに打ちたい方向に残すようにすると、右ヒジを適切な角度で抜きやすくなります。ボールはバウンドしてから外に逃げていくので、相手が何とか返してきても次のボレーで決めやすいでしょう。

 もう1つ僕が意識しているのは、グリップをほぼ握らないことです。普段からボレーではそうなのですが、当たる瞬間にちょっとだけ握ります(7コマ目)。これはボールのパワーを吸収するためです。ギュッと握ると、壁と一緒でボールを弾いてしまいます。特にリターンが強い場合は、握らずに吸収する準備をしておくのがすごく大事です。

 その際「腹圧」というのが鍵になります。これはおなかにかかる圧力のこと。腹式呼吸で鼻から息を吸い、おなかに力がたまると、他の部位に無駄な力が入らなくなります。体幹に力を入れることで手が脱力するので、皆さんも意識してみてください。

【プロフィール】小倉孝介/おぐらこうすけ
1996年2月9日、神奈川県生まれ。171cm、66kg、右利き。早稲田大学出身で、在学中は主将を務めるもノンレギュラー。それでも卒業後、夢を追いプロ転向。体力を武器に全日本選手権出場、ATPポイント獲得(最高641位)、国内ランクを25位まで上げるなど飛躍を遂げる。ITFツアーではダブルスで2度優勝。YouTube登録者数は27000人。所属はフリー。

構成●スマッシュ編集部
※『スマッシュ』2024年9月号より再編集

【連続写真】小倉孝介の逆クロスに流したバックの1stボレー『30コマの超分解写真』

【関連記事】小倉孝介直伝! 外に跳ねるキックサービスは、ラケットを右に投げるイメージで浅く狙うのがコツ【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>

【関連記事】外に切れるバックハンドスライスを小倉孝介が伝授! ヒジを上げて面を右に抜き、横回転を加えよう【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ