現地時間3月19日(日本時間20日、日付は以下同)、シャーロット・ホーネッツはホームのスペクトラム・センターでオーランド・マジックを130-111で下した。21日もメンフィス・グリズリーズに124-101で快勝し、今季成績はイースタン・カンファレンス10位の37勝34敗(勝率52.1%)。10年ぶりのプレーオフ進出を狙える位置につけている。
もっとも、この日の主役は27得点を奪ったコビー・ホワイト、25得点、8アシストの活躍を見せたブランドン・ミラーといった現役選手ではなく、球団の功労者デル・カリーだった。
マジック戦のハーフタイムで、ホーネッツはカリーが着用した背番号30の永久欠番式典を開催。ボビー・フィルズ(13番)に次ぐフランチャイズ史上2人目の永久欠番になったカリーは、NBAキャリア16シーズンのうち10シーズンをホーネッツでプレーした。
レギュラーシーズン通算701試合出場と在籍10シーズン(1988-89~1997-98)は球団史上最長で、通算9839得点と3ポイント成功数929本で同2位にランク。1993-94シーズンには平均16.3点、2.7アシスト、1.2スティールに3ポイント成功率40.2%(平均1.9本成功)をマークし、最優秀シックスマン賞に選ばれた実績を持つ。
会場にはゴールデンステイト・ウォリアーズでプレーする2人の息子(ステフィン&セス)をはじめとする家族や現役時代のチームメイトたち、ホーネッツのフロント陣らが駆けつけてデルを祝福。
「感謝してもしきれません。こんなことが起こるなんて、まったく想像していませんでした。私はただバスケットボールが好きだからプレーしているだけであって、今こうしてボビーの隣に自分のジャージーが掲げられて、言葉では表現できないほど感謝しています。私は本当に恵まれていて、幸運なんだと思っています」
61歳の元シャープシューターは式典でそう語り、会場のファンやこれまで応援してくれたファンへ感謝。シックスマン賞を除くと個人賞とは無縁だったが、冷静沈着な振る舞いから勝負所で難なく3ポイントを沈めてきた。現在ホーネッツのテレビ解説者を務めるデルにとって、永久欠番は最高の勲章と言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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