
元AKB48の清水麻璃亜がファースト写真集「あしたも隣に」を発売。3月22日に都内で発売記念イベントを開催し、イベント前に囲み取材に応じた。
2014年にAKB48に加入し、2023年8月に卒業した後は、ドラマや舞台を中心に俳優として活動している清水。初めての写真集は香川県で撮影し、旅の途中で見せる飾らない素顔やドキッとするような大胆なしぐさ、酒に酔った艶やかで無防備な表情など、アイドルとして、そして俳優として駆け抜けてきた青春の日々に、思いを馳せながら清水麻璃亜の“ありのまま”を収めている。
■「ずっとドッキリだと思っていた」念願の写真集発売に驚きと喜び
会見で、清水は「16歳でアイドルになって、AKB48で活動してきたんですけど、まさか自分が写真集を出す未来があるっていうのは一切想像せずに活動してきたので、しかもAKB48を卒業してから写真集が出せるってなったことは本当にびっくりして、ずっとドッキリだと思っていました。でも、本当でした(笑)」とうれしそうに心境を語る。
2025年10月に2泊3日で香川県に行ったそうで、「もともと台風かもみたいな予報だったんですけど、真夏のように、30℃を超えるのではないかと思うほど暑かったです。あと撮影の2日前まで舞台をやっていて、その舞台がすごく大変だったので、個人的にはご褒美みたいな時間でした」と撮影を回顧。
初めて訪れたという香川県については「結構、日本全国いろんな所に行っている自信はあったんですけど、香川県は行ったことがなくて。行ってみたらすごく好きになっちゃいました。その後、自分で行きたいと思って、旅行で…隣の愛媛に行きました(笑)」と報道陣を笑わせた。

■お気に入りは「スタッフ全員の名前が載ったページ」撮影裏話も告白
お気に入りのページを聞かれると、最終ページの「奥付(おくづけ)」と呼ばれるページを披露。清水を写した小さい写真も掲載されてはいるが、スタッフクレジットなど書誌情報が載ったページに報道陣がざわつくと、清水は「変えた方がいいですか?」と不安そうな表情に。
理由を聞くと、「すごく悩んだんですけど、(写真集に関わった人)全員の名前が書いてあるのが、チームみたいな感じもいいし、あと私がビールを飲んでいる写真なんですけど、本当に最後の撮影で、防波堤みたいな所で青空の下、海に囲まれて飲んだビールがおいしすぎて、本当に思い出の一枚です」と、スタッフへの感謝を忘れず、他のタレントとは一線を画すページ選びに、清水らしさが垣間見えた。
また、水着やランジェリー姿での撮影については「服は着てないはずなんですけど…服は着てるか(笑)。なんか恥ずかしくないというか、撮影期間は結構ありのままの姿で自分らしくいられたから、全然抵抗なく、普通に家のリビングみたいな気持ちでできました」と撮影を振り返った。
さらに、タイトルの「あしたも隣に」は、「考えてくれた方の思いはまだ聞いてないけど(笑)」と正直に告白しつつ、「自分で言うのもあれですけど、温もりを感じられるようなページがいっぱいあったので、そういう温かさだったり、近くにいる温もりみたいなのを感じてもらえるような本になっていたらなと思います」と、写真集を見てくれた人にタイトルから感じるような印象を受けてほしいという思いがあると語った。


■同期・高橋彩音と同じ日に発売「最後列の端っこで踊っていた私たちが…」
周囲の反応を聞かれると、「いろんな人から『おめでとう』って言ってもらいました。写真集が決まった時とか、できた時はすごくうれしかったんですけど、自分だけがうれしいと思っていたら『おめでとう』って言ってくれる方がいっぱいいて。“あ、これは本当におめでたいことなんだな”って。自分だけがうれしいのではなく、みんなもうれしいんだなって思いました」と、周囲の声に喜んだ様子。
「あと、同じ日に写真集を発売した高橋彩音ちゃんが同期で、今でも一緒に食事や飲みに行くほど仲が良いんですが、彩音ちゃんとは16歳の時から一緒に活動してきて、AKB48の時は二人で最後列の端っこで踊ったりしていたので、二人でいっぱい悩んだり、泣いたりした時期もあったんです。でも、そんな私たちが『まさか同じ日に写真集を出せるなんて想像してなかったよね』って二人で発売日に熱く語りました」というエピソードも披露した。
ファンも喜んでくれたと言い、「今までもファンの方はずっと応援してくれていたので、『いつか写真集出してよ』みたいに言ってくださる方もいて、言われても『いえいえ、出せないよ』とか思っていたんですけど(笑)、出せちゃったから、決まった時は“みんなやったよ!”って感じで。ファンの皆さんはずっと近くにいてくれて、ファンというかみんなでチーム、家族みたいな気持ちもあるので、“やったぞ!”って気持ちになりました」と、ファンの思いにも応えられたと笑顔を見せた。

■「撮られるのが嫌で泣いていた」デビュー当時からの大きな成長
デビュー当時は撮られることが嫌いだったと語っていた清水。「それこそアイドルを始めた頃は、写真とか動画を撮られるのが嫌すぎて、ミュージックビデオを撮っている時とか泣いちゃったんですよ。一人で撮られるのが嫌で。それぐらいカメラを向けられることが最初は好きじゃなかったんですけど、もう本当に楽しくて、うれしくて、大きな成長だなと思いました」と、約12年たった自身の成長を語る。
「セカンド写真集を出せるとしたら、どこで撮影したいですか?」かという質問には「群馬」とぐんま特使らしく即答。しかし、「群馬だとどの辺?」という追求には「いや、そうなんですよね…」と考え始め、「写真集で地元・群馬となったら、『群馬だと(どこだろう)…」と思案する時間が一瞬流れて。海はないですけど、山も川も温泉も雪も降るし、家の近くだったらうちのワンちゃんもいるので(笑)、いつか地元で撮ってみたいなとは思いました」と、具体的なロケ地は挙げられなかったが、地元での撮影を望んだ。


■AKB48は「戻れる場所」俳優として次の目標へ
2025年にAKB48が20周年を迎えたことについては、「20周年のコンサートで久しぶりにAKB48の現場に行って、久しぶりにみんなと過ごしたんですけど、久しぶりなはずなのにそんな感じがしない、本当地元に帰ってきたみたいな、お正月に親戚が集まったみたいな感覚で居心地が良くて、ずっと何年も仲間と決まった場所で活動して、決まった仲間とずっと一緒にいるっていうのがすごく自分にとって大きかったんだなと思いました」と感慨深げ。
「今はグループを離れて一人で活動していますけど、戻る場所があったり、『おかえり』って言ってくれる場所があるっていうのはすごく心強いし、しかも20周年コンサートで(OGの)先輩方とかを見て、“あ、本当にすごいグループに自分はいたんだな”って思いました。尊敬できる先輩、今でも現役で頑張っているメンバー、違う道で頑張っているメンバー、みんなそれぞれ輝いているんですけど、負けていられないなって、私も自分なりの道で頑張ろうって改めて思いました」とグループやメンバーへの思いを語る。
そして、俳優としての目標を聞かれると、「目標にしていたことがあって、それがかないそうで。私はずっとそうなんですけど、目標とか夢とかをあまり言葉にできないんです。かなった時に“かなった!”って思っちゃって、言えるようになんなきゃいけないなとは思うんですけど」と言い、「まだ言えないんですけど、自分の目標にしていた一つがかないました」と明かし、「そうやって一つ一つ何かをかなえていって、ゆっくりではあるんですけど、前に進んでいけたらなと思います」と、自身のリズムで活躍していきたいと意欲を見せた。

■ファンは「かけがえのない存在」感謝を原動力にさらなる飛躍を誓う
最後に「アイドルだった私を好きになってずっと応援してくれていたファンの方がいるんですけど、アイドルを卒業して2年ちょっとたって、それでも気にかけてくれる方がいっぱいいて。女優さんになりたいって気持ちで卒業してずっと頑張って活動していますが、諦めたくなる時とか悩んだ時とか、やっぱり頑張れる原動力はファンの方だし、応援してくれている皆さんに会いたいとか、頑張っている姿を見てほしいっていう気持ちで頑張っているので、本当にかけがえのない存在です」とファンへの思いを吐露。
「だから、今回写真集ができたっていううれしい報告ができて、本当に良かったなってホッとしています。写真集もそうですけど、これから自分の活動を通してうれしい報告をして、ファンの方と一緒にうれしいとか楽しい時間をいっぱい共有できるようになれたらなと改めて思いました。感謝です」とメッセージを伝え、会見を締めくくった。

※高橋彩音の高は正しくは「はしご高」

