アキレス腱の負傷によりツアーを離脱しているホルガー・ルネ(デンマーク/世界ランク28位)が、先日ポッドキャスト番組『Tales from Tennis』に出演。カルロス・アルカラス(スペイン/同1位)とヤニック・シナー(イタリア/同2位)の2強状態となっている男子テニス界について「退屈だ」と、現状に一石を投じるコメントを残している。
男子テニスでは、2024年から現在までに開催された四大大会において、全てのトロフィーをアルカラス(5勝)とシナー(4勝)の2人が独占。その他のツアー大会でも出場すれば優勝候補の筆頭で、シードの関係上この2人による決勝となることも多い。
ここ数年続いているこの状態について、ルネは「たった2人の選手(アルカラスとシナー)が決勝に進出して、全てを勝ち取っている状況は、はっきり言って退屈だ」とコメント。続けて「彼らに挑戦する選手がもっと出てくるべきだと思う。単発の大会じゃなくて継続的にだ」と、2強による支配を揺るがす存在が必要だと語った。
一方で、ツアー復帰が近いとされている自身についても、そういった存在になり得るとの自負を抱いているようだ。
復帰が近付くにつれて「自分にもできるという自信が湧いてきている」と明かすルネは、「彼らと対戦するたびに勝つチャンスがあると感じていた。それに2人とも僕との対戦が苦手だとわかっている。それが僕にとってのさらなるモチベーションになるんだ」と語る。
「だから僕の場合は、毎週安定したプレーをして、彼らとより頻繁に対戦できるチャンスをつかむことが重要だ。ほぼ毎週彼らと競い合うことになれば、自然と僕のレベルも向上していくと思う」
実際、ルネはアルカラスとの対戦で2勝2敗、シナーとの対戦で2勝3敗とほぼイーブンな実力を見せている。ただしこれはルネがツアーを離脱する前の記録であり、シナーから挙げた2勝については2023年以前のものだ。
ルネがツアーを離れている間に、2人はさらに実力をつけただろうが、そこはルネについても「自分ももっと成長してツアーに戻ってくる。これは確信しているよ」と、自信たっぷりといった様子。ルネのツアー復帰が、男子テニス界にどのような変革をもたらすのか、期待して待ちたい。
構成●スマッシュ編集部
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