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FIFAランク5位。なでしこJのアジア杯優勝は当たり前? 元世界一監督が称えた“現状打破”。現指揮官はW杯再制覇に向けて現状報告

FIFAランク5位。なでしこJのアジア杯優勝は当たり前? 元世界一監督が称えた“現状打破”。現指揮官はW杯再制覇に向けて現状報告


 なでしこジャパンのアジアカップ優勝報告会見が東京都内で行なわれ、ニルス・ニールセン監督と日本サッカー協会・女子委員長の佐々木則夫氏が出席した。

 現在のFIFAランキングがスペイン、アメリカ、ドイツ、イングランドに次いで、5位のなでしこジャパンは、アジアカップのグループステージを3戦全勝で突破。その後、準々決勝でフィリピンを7-0、準決勝で韓国を4-1、決勝でオーストラリアを1-0で下し、2大会ぶり3度目の優勝を成し遂げた。大会を通じて、29得点1失点という圧倒ぶりだった。

 3月23日の13時ぴったり。凱旋したニールセン監督、佐々木女子委員長、通訳の方が会見場に姿を見せると、自然と拍手が起こった。祝福ムードで溢れ、フォトセッションの際には、花束が贈呈された。

 柔和な表情のデンマーク人指揮官は、チーム一丸で掴んだ優勝に確かな手応えを感じているようで、次のように語った。

「小さなターゲットをしっかりとクリアしつつ、大きいターゲットであるアジアカップ制覇ができた。メディア、ファンの方も含めて、全員が同じターゲットに向かって助け合えれば、勝てるチャンスはより大きくなる。決勝戦では選手が本当に素晴らしい試合をしてくれた。簡単なゲームではなかったが、やり遂げることができた」
 
 また、佐々木女子委員長は、来夏にブラジルで開催されるワールドカップ(W杯)に触れ、自身が監督を務めた2011年大会以来となる世界制覇に期待を寄せた。

「アジアの中でのランキングは日本がトップで、『優勝して当たり前だろう』という方々もいるが、こういった大会で優勝できてない現状があった。今回しっかりと勝ち抜いたことで、これからのワールドカップへの勢いがついていると思う。もちろん、もっと大きな大会で結果を出すことが大きな目標だから、登竜門というか通過点。この優勝をきっかけに、ワールカップも皆さんの期待に添えるように頑張ってもらいたい」

 ブラジルW杯まで、あと約1年。今後に向けて、ニールセン監督はこう考えを示した。

「自分たちは今、正しい道を進んでいる。本当に力強く進んでいると思う。決勝戦に関して言えば、確かに難しいゲームではあった。自分たちのやりたいことができない時間もあった。ワールドカップを考えると、自分たちの良さを出せない相手が出てくる可能性があるので、そのなかでどうやって自分たちのスタイルを出していくか。自分たちの流れではない時に、どうやって流れを引き寄せるかが大事。

 戦術的にもフィジカル面でも、まだまだ向上する面はいっぱいある。皆さんもご存知のように日本人選手は小さいが、力強さがないわけではない。相手にかかわらず、自分たちの持っている力強さを出せる心構えを、この決勝戦では見せられたのかなと思っている」

 アジア女王に輝いた日本は来月、敵地で強豪アメリカと親善試合3試合を戦う。世界一奪還に向けて、より勢いをつけられるか。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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