『NEW JAPAN CUP 2026』覇者カラム・ニューマンが23日、東京・中野坂上の新日本事務所で会見。4・4両国大会でのIWGPヘビー級王座挑戦が正式に決まり、「IWGPを手にすることによってベスト、最高の選手へと生まれ変わるだろう」と史上最年少戴冠を予告した。
ニューマンは1回戦でOSKAR、2回戦でハートリー・ジャクソン、準々決勝で後藤洋央紀、準決勝で海野翔太をことごとく撃破。3・21長岡大会における決勝戦で上村優也との激闘を制して史上最年少優勝を飾った。
この日、ニューマンが二夜明け会見に登場。優勝トロフィーを前に「今日で新日本でデビューしてから920日。これだけの短い期間で俺は本当にいろんなことを成し遂げてきた。NEW JAPAN CUPに史上最年少で挑戦し、G1にも史上最年少で出場した。IWGPタッグは2度も栄光を手にして、IWGPに史上最年少で挑戦する機会にも恵まれた。そして今回のNEW JAPAN CUP、俺が史上最年少で優勝を手にすることができた」と胸を張った。
4・4両国大会でのIWGPヘビー級王座挑戦も正式に決まった。「人々が言うほど、この優勝というのは自分にとってそこまで大きな名誉ではない」と言うニューマンにとって大目標は当然IWGPベルト獲り。王者・辻陽太との“春の頂上決戦"に臨むことになる。「辻に対する印象としては面白くないなと。いつもつまらないことをやっているな、いつもニヤニヤしているなというぐらい。マイクで勝手な主張をして、いろんな文句も言っているが、俺にとってそんなことはたいしたことではない」とこき下ろしたニューマンは「すでに辻のことも超越している」と豪語してみせた。
勝利すれば第34代王者・中邑真輔の23歳9ヵ月を更新する23歳7ヵ月の史上最年少戴冠記録を樹立することになる。ニューマンにとってIWGPヘビーは「カラム・ニューマンというプロレスラーの名前を世界により知らしめるための重要な道具」に過ぎない「史上最年少IWGP王者になる。その1点だけを求めている」と言い切ったニューマンは「俺は世界で最も優れているレスラーの一人だと思っているが、両国でIWGPを手にすることによってベスト、最高の選手へと生まれ変わるだろう」と己の地位を完全に確立させる構えをみせた。
【会見の模様】
▼ニューマン「俺のことを今たくさんのあだ名で呼ぶヤツがいるだろう。ヒストリーメーカー、キングスレイヤー。いろんな呼び名で俺のことを呼んでいることは知っている。お前ら、俺のNEW JAPAN CUPの出来を見て楽しんでくれたかな? 思えば去年のどんたくからお前らファンが俺が負けて悔しむ姿を見たがっているのはSNSで見てわかっていた。そんなネガティブな感情を俺は押しのけてここまでやってきた。お前らが俺の失敗を望む代わりに俺はそれを力にして、いろんな成功を収めてきた。今日で新日本でデビューしてから920日。これだけの短い期間で俺は本当にいろんなことを成し遂げてきた。少しだけ俺の歴史を振り返ってみよう。UNITED EMPIREに加入した。ゼイン・ジェイを除けば唯一のヤングライオン。NEW JAPAN CUPに史上最年少で挑戦し、G1にも史上最年少で出場した。IWGPタッグは2度も栄光を手にして、IWGPに史上最年少で挑戦する機会にも恵まれた。そして今回のNEW JAPAN CUP、俺が史上最年少で優勝を手にすることができた。両国ではメインイベントを飾り、辻の持つIWGPを俺が手にすることで、最年少記録を持つ中邑を、俺自身でこの記録を更新しようと思う。IWGPを獲ったその先に何が待っているかというのは敢えてここで口にすることでもないが、俺のUNITED EMPIRE、帝国に忠誠を示し、このプリンスのために道を開けろ」
――終盤、元IWGP王者・後藤、次期エース候補の海野と上村を破ったが、自分でどのように思う?
▼ニューマン「結果は言うまでもなく、ここにあるNEW JAPAN CUPのトロフィーが物語っていると思うが、後藤、上村、翔太。いうまでもなく素晴らしいレスラーだが、ただ単純に俺の方が優れていた。俺は世界で最も優れているレスラーの一人だと思っているが、両国でIWGPを手にすることによってベスト、最高の選手へと生まれ変わるだろう」
――ウィル・オスプレイがSNSで反応していたが?
▼ニューマン「ニューイヤー・ダッシュで久しぶりにオスプレイを見て、単純にあの日は悪かったよというメッセージは送った。俺もあの時は単純にWRESTLE KINGDOM、超満員の会場で試合をした直後でまだテンションが落ち着ききれてなくて、ああいう行動をしてしまった。昔は親しくしていたオスプレイなので、あの時は悪かったというメッセージはやり取りした。オスプレイが俺のこと、UNITED EMPIREのことをとても大切に思ってくれて、これからも応援しているというようなことを方々で言っているが、実際、彼は新日本を抜けてライバルのAEWに行った身だからな。そのことに関しては今もまだ腑に落ちていないが、オスプレイが俺が若手時代に『生きるか死ぬかの気持ちで頑張れ』と言うようなエールを送ってくれた。正直、俺は苦しい思いをしてきた。彼の想像以上にタフな経験をしてきたと思う。今、自分自身がそういう経験を経て何を得たかというとNEW JAPAN CUP優勝、UNITED EMPIREを自分のものとしてさらに大きくしていくことができるようになった。そういった部分でオスプレイには感謝している」
――優勝後の夜はどんな気持ちだった?
▼ニューマン「人々が言うほど、この優勝というのは自分にとってそこまで大きな名誉ではないと思っていて、言ってみれば大きな試合で勝利を収めたというところだが、あの日はHENAREと近所で少し祝杯を上げたぐらいで、長いNEW JAPAN CUPのシリーズの中で俺の体も疲れていたし、首も肩も限界に近かったので、体を休めることに集中した」
――王者・辻選手の印象は?
▼ニューマン「辻に対する印象としては面白くないなと。いつもつまらないことをやっているな、いつもニヤニヤしているなというぐらい。マイクで勝手な主張をして、いろんな文句も言っているが、俺にとってそんなことはたいしたことではないし、俺は史上最年少IWGP王者になる。その1点だけを求めている。上村や海野に対しても同じことを言ったが、すでに辻のことも超越しているので、IWGPを獲って、そのあと世界一であることをさらに強くしていくことだけに集中している」
――前回挑戦したときのIWGP世界ヘビーからベルトが変わったが?
▼ニューマン「ベルトの名前が変わったこと自体は自分にとってそんな大きな問題ではなくて、ここにあるNEW JAPAN CUPのトロフィーのように一つのジュエリーとして俺の名前、カラム・ニューマンというプロレスラーの名前を世界により知らしめるための重要な道具としてIWGPをとらえている」

