
「なぜ決勝でサブ?どうしても理解できない」アーセナル2番手GKが痛恨ミス→V逸…元プレミア得点王が疑問視。指揮官は背景を説明
膠着していた大一番は、意外な形で均衡が崩れた。
現地3月22日に開催されたカラバオカップの決勝で、アーセナルとマンチェスター・シティが、聖地ウェンブリーで激突。シティがニコ・オライリーの複数得点により、2-0で快勝し、5年ぶり9度目の大会制覇を果たした。
注目を集めているのは、先制点のシーンだ。0-0が続くなか迎えた60分、アーセナルのGKケパ・アリサバラガは、左サイドから上げられたクロスをキャッチしようとするも、痛恨のファンブル。ボールを後ろに逸らしてしまい、失点を招いた。
プレミアリーグ得点王の実績を持つクリス・サットン氏は、2番手GKを起用した采配を疑問に感じているようだ。アーセナルはダビド・ラヤではなくケパ、シティはジャンルイジ・ドンナルンマではなく、ジェームズ・トラフォードがゴールを守ったなか、BBCラジオでこう訴えた。
「なぜ監督たちが、カップ戦の決勝でサブのゴールキーパーをプレーさせるのか、私にはどうしても理解できない。トロフィーを勝ち取ろうとしているのだから、勝率を最大限に高めるために正ゴールキーパーを起用するべきだろ?それは常識だ」
アーセナル指揮官の考えはどうか。ミケル・アルテタ監督は、自身に向けられる厳しい視線を「理解している」と伝えた上で、次のように語った。
「私は自分が正しいと思う行動、つまり誠実で公正な行動を取らなければならない。彼はこの大会の全試合に出場しており、別の選択をするのは彼にとってもチームにとっても、非常に非常に不公平だっただろう」
もっとも、アルテタ監督は、ケパは自らの手で出場機会を掴んだと強調。「特定の大会への出場を選手に約束することはできない。結局のところ、他のポジションと同様に、出場機会は自ら勝ち取るものであり、十分な働きを見せなければならない」と説明を加えた。
「我々は、これまで見てきたことや、彼が大会で示したパフォーマンスに基づいて判断している。彼はここまで勝ち進むのを助けてくれた。これが正しい判断だと信じている。それだけだ。ミスはフットボールの一部であり、今日は残念ながら決定的な瞬間にそれが起きてしまった」
31歳の元チェルシー守護神は気持ちを切り替え、プレミアリーグでもピッチに立てるか。スペイン人指揮官のもと繰り広げられる、スペイン代表GK2人の定位置争いに注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】極めて痛恨…アーセナル2番手GKケパ、大一番でキャッチミス
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