ロサンゼルス・ドジャースが、1998~2000年にア・リーグ3連覇を成し遂げたニューヨーク・ヤンキース以来となるリーグ3連覇へ向け、今季も注目を集めている。米紙『Newsday』は現地3月23日、ドジャースについて「3連覇を阻む球団はいるのか」と題した記事を配信し、今季のナ・リーグを展望した。
同紙はドジャースが昨オフにニューヨーク・メッツの守護神エドウィン・ディアス、シカゴ・カブスからFAになった大型外野手のカイル・タッカーを獲得したことに触れ、球界最高水準の総年俸を抱える超大型戦力である点を強調。今季も最有力の優勝候補であると論じた。
さらに同球団を「今や『誰もが憎むチーム』と評して野球界の象徴的存在になっている」とし、「ヤンキース以来となるリーグ3連覇を達成する可能性が高い。当時のヤンキースも、ドジャースと同じように嫌われた王朝だった」と伝えた。
また、こうしたドジャースの補強戦略について、「現在のシステムでは、ドジャースを含むすべての球団が(資金さえあれば)望むだけ資金を投じることができる。ただ、それを活用できる球団が多くないだけであり、その利点をドジャースほど極端に行使している球団はない。2連覇中の彼らは、今季も3億9600万ドル(約627億3000万円)で球界最高額の総年俸を誇っている」と報じた。
そのうえで同紙は、ドジャースについて「今季も10月の深いところまで勝ち進むだろう」と予想。さらに、「ディアスとタッカーの加入で、チームの弱点だった部分は大きく補強された。3度目のMVPを獲得した大谷翔平は、シーズン開幕から投手としてフル稼働する見込みだ。さらに、2025年に打率.258、OPS.732とキャリアワースト級の成績に終わった元MVPのムーキー・ベッツにも巻き返しが期待される」と伝え、3連覇への期待をにじませた。
一方で、不安要素として指摘されたのは、昨季同様に先発ローテーションの健康面だ。『Newsday』は、故障歴のあるブレイク・スネルやタイラー・グラスノーがシーズンを通してどこまで計算できるかが鍵になると分析する。ただ、それでもドジャースはポストシーズンを見据えた戦い方ができるチームであり、選手層の厚さは群を抜いていると評価している。
大谷翔平、山本由伸、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンら盤石のスター軍団に、今季はディアス、タッカーまで加わりメジャー屈指の常勝軍団を形成したドジャース。現時点では、3連覇の最有力候補との見方が色濃いようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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