MLB開幕を前に、トロント・ブルージェイズは先発投手陣に故障者が続出する事態に見舞われている。その中で、昨季のリーグ王者にとって救世主として期待が寄せられているのが今季加入のコディ・ポンセだ。オープン戦の5度の先発(6登板)では、防御率0.66と驚異的な成績を残し注目を集めている。
球団専門サイト『JAYS JOURNAL』は、ホセ・ベリオス、シェーン・ビーバー、トレイ・イェサベージらが相次いで負傷離脱となったことで、「ブルージェイズの先発ローテーションは現在、深刻な状態に陥っている」などと訴えながら、「こうした状況を踏まえれば、コディ・ポンセが見せた今回のスプリングトレーニングでの登板が、ワールドシリーズ以降でブルージェイズにとって最も重要なパフォーマンスだったと言っても大げさではない」と指摘している。
直近の登板である3月20日のニューヨーク・ヤンキース戦では5回2/3を被安打1、無失点に抑える投球を見せており、この内容を同メディアが絶賛。「31歳のポンセがヤンキース打線を封じ込んだ」と伝えながら、「ブルージェイズは2026年シーズン、このような投球が数多く必要になるだろう」と見通している。
一方では、同日のヤンキースは主力打者が出場しなかったとも説いており、「こうしたオープン戦の成績は、公式戦が始まればほとんど意味を持たないことも多い」と同メディアは主張。さらに、MLB通算成績が1勝7敗の右腕に対し、4シーズンぶりのメジャー復帰となる今季の立場を「ポンセほど結果で証明しなければならないベテラン投手は他にいない」と評している。
そして、これまでのNPBやKBOでのパフォーマンスを振り返りながら、「メジャー復帰のシーズンでは同レベルの成績を残せないだろう」と見込みながらも、「それでも、過去のMLBでの数字をわずかでも上回ることができれば、層が急激に薄くなったトロントの投手陣にとっては大きな助けとなる」と期待を寄せる。
そのうえで、故障者が復帰するまでポンセがローテーションを支える必要があると強調し、「今回の登板内容を見る限り、ポンセにはその役割を果たすだけの力があるのは明らかだ」と開幕以降の活躍に太鼓判を押している。
メジャー復帰のシチュエーションで、開幕からポンセがどれだけ白星に貢献できるのか。リーグ連覇を目指すブルージェイズにとって、シーズンスタートの行方を左右する存在となることは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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