
勇者ヒンメル(CV:岡本信彦)の死から始まった“人を知る”ための旅は、ついに魂の眠る地<オレオール>を目指す新章へ。TVアニメ「葬送のフリーレン」第2期(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・TVer・Leminoほかにて配信)の第37話「ヒンメルの自伝」が3月20日に放送された。今回は、竜の群れや巨大なクラーケンとの戦いを通し、ヒンメルとの温かな記憶が蘇るエピソードが描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■デンケン再登場!竜に頭を噛まれるシュタルク
冒頭、一級魔法使いのデンケン(CV:斉藤次郎)が一人で森の奥へと進んでいく意味深なシーンからスタート。これにSNSでは「デンケン再登場で黄金郷ティザーきた! マハトシルエットで震えた」「次章期待爆上がり」と、早くも今後の展開に期待を寄せる声が上がっていた。
一方、フリーレン(CV:種崎敦美)たちは竜の群れに襲われた村に立ち寄る。村人から討伐を頼まれるも、「相手は竜の群れだよ」と気が進まない様子。しかしシュタルク(CV:小林千晃)らに説得され、さらには報酬が魔導書であることを知ると、一転して討伐を引き受けることに。村の近くに棲みついた竜の群れを発見すると、バトル開始。シュタルクが竜に頭を丸かじりされるなどのハプニングもありつつも、見事に討伐成功。フェルン(CV:市ノ瀬加那)も引くほどのタフさを見せたシュタルクには「頭かじられてるのに余裕で耐えてるのヤバい、頑丈すぎてRPGあるある」「北部高原の常識怖い」と、爆笑とツッコミが殺到した。
討伐の報酬として村から受け取ったのは、「早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法」という、なんとも実用性のない魔導書だった。人助けの際、必ず報酬をもらうのはなぜかと問われたフリーレンは、「相手に借りを作ってしまったら、本当の意味で助けたことにはならないだろう」という、かつてのヒンメルの言葉を思い出す。その優しき教えを守り、「だからこんなくだらない魔法でも報酬としてもらっておくんだよ」と微笑むフリーレンの姿は、視聴者の心を温かく包み込んだ。

■クラーケン襲来!アニオリ展開で完璧な伏線回収!?
エピソード後半は、コリドーア湖を小舟で渡り、ヒンメルの自伝を探す展開へ。その帰り道、巨大なクラーケンの襲来を受けるが、クラーケンに捕まったフリーレンが“早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法”を使って敵の弱点を伝えるシーンはアニメオリジナル描写だ。「え? 何?」と困惑するシュタルクに対しフェルンは「さっそく早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法を活用しているようですね」といたって冷静。
このアニメオリジナルのコメディ展開には「早口言葉魔法がクラーケン戦で即実践されて爆笑、フリーレンの指示早すぎて草」「なんの役にも立たなさそうな魔法がこんなところで役立つなんて天才的アニオリ」と絶賛の嵐。見事な伏線回収とユーモアに多くのファンが魅了された。さて次回第38話「美しい光景」は3月27日(金)放送予定。期待して待とう。
※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」
◆文/岡本大介


