
日本代表史上初となる“快挙”の可能性――20歳の若きFWコンビが序列を一気に覆すか「良い選手というのは知っている」
北中米ワールドカップで、日本代表サッカー史上初の快挙が起こるかもしれない。
21歳(現在は20歳)のFWが、2人も本大会メンバー入りする可能性があるのだ。これまで、いわゆるストライカーポジションでは、1998年のフランス大会に出場した城彰二氏の22歳が最年少だ。
一人は、昨年11月のガーナ戦で一足先に代表デビューを飾ったシント=トロイデンの後藤啓介。ベルギーで今季10ゴールの得点力だけでなく、高さと速さを兼備し、周囲を活かす能力も高い。さらには守備も献身的で、追い込み方も巧みだ。代表での実績はまだ乏しいものの、メンバー入りする可能性が十分にあると考えている。
もうひとりは、スコットランド代表、イングランド代表と戦うこの3月シリーズで初招集されたヴォルフスブルクの塩貝健斗。こちらは今季の前半戦にプレーしたオランダのNECで、363分間で7ゴールを挙げた決定力に加え、馬力のあるドリブルで敵陣を切り裂ける突破力が魅力だ。
後藤、上田綺世、小川航基、町野修斗という他のストライカー候補たちとは違う特長を持っているだけに、この3月シリーズのアピール次第で、一気に序列を覆すかもしれない。
先に日本代表入りを果たした同世代の後藤について、塩貝に尋ねると、こう評していた。
「良い選手だというのは知っているので。全然、(代表に)選ばれてもおかしくない成績を出していると思うし。特別意識している事は無いですけど、やはり同世代で同じポジションで入ってきたと言うのは、その当時は、自分も試合に出ていなかったので、悔しさと言うのはあった。でもそこから、自分に焦点を当てて結果を残してきたので。お互いに切磋琢磨していけていると思っているので、良い関係だなと思います」
日本の未来を担う両アタッカーが、北中米W杯で日の丸を背負うのか。まずは英国遠征でのパフォーマンスに注目したい。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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