酒気帯び運転で交通事故を起こし、道路交通法違反容疑で逮捕されたのは、元プロ野球選手だった。
それは3月25日朝のこと。岡本真也容疑者は、宮城県仙台市内で信号待ちしていた乗用車に追突。駆けつけた警察官が呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出された。事故を起こす前に飲酒していたことを本人は認めており、被害に遭った相手に大きなケガはなかった。
岡本容疑者は2011年限りで現役を引退。2012年夏から仙台市の繁華街、国分町でもつ鍋店を経営していた。
現役時代は落合博満監督の中日ドラゴンズ時代、中継ぎ投手として活躍。63試合で防御率2.03だった2004年には、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。その後、和田一浩のFAに絡む人的補償で、西武に移籍。韓国で2年間プレーした後、当時の星野仙一監督の手引きもあり、楽天で再起を目指したが、1軍で一度も投げられず引退した。
「地元の京都や、中日でプレーしたことから名古屋へ戻ることも考えていたのですが、星野さんの勧めもあって、仙台で飲食業をすることになったといいます」(球界OB)
2022年からは地元放送局でテレビ、ラジオの楽天戦解説者として出演し始めた。
「放送局の上層部に熱狂的な中日ファンがおり、後押ししてくれたといいます。この上層部とは定期的に大好きなゴルフに行くなどしていたのですが、解説のギャラは1本3万円ほど。『仙台では野球だけでは食えない』と、お店が休みの日曜日に解説を入れてもらっていましたが、今回の事件で水の泡になる可能性は高いでしょうね」(地元球界関係者)
飲酒運転が厳罰化される前から「飲んだら乗るな」と呼びかけられていたが、心に響いていなかったようだ。

