トロント・ブルージェイズの岡本和真が、2026年シーズンのワールドシリーズの行方を左右する存在として注目を集めている。現地3月25日、米スポーツサイト『The Sporting News』が報じた。
同メディアによると、昨季ワールドシリーズ第7戦の延長戦でロサンゼルス・ドジャースに惜敗したブルージェイズにとって、新加入の岡本に大きな期待が寄せられているという。
ブルージェイズは今オフ、主力のボー・ビシェットがニューヨーク・メッツへ移籍。その後釜として白羽の矢が立ったのが、4年6000万ドル(約94億円=当時)で契約した岡本だ。ポジションの入れ替えはあるものの、打線上においては事実上、ビシェットの穴を埋める役割を担うと見られている。
同メディアは、MLB公式サイト『MLB.com』のキーガン・マセソン記者の見解を引用。同記者は岡本を今季のチームにおける「最大の未知数」と位置づけ、「岡本がどんな選手かは分かっているが、日本からメジャーへの適応がどれだけ早いかが鍵だ」と指摘。さらに「現在のロースターで、26年のチームの命運を最も左右し得る存在のひとり」と評価し、「三塁守備でも落ち着いた動きを見せている」との見方も紹介されている。
また『The Sporting News』は、比較対象として、シカゴ・カブスの鈴木誠也の名前を挙げ「非常に似たスイングを持ち、MLB移籍後に着実な成功を収めている鈴木誠也と同等、あるいはそれ以上の活躍を見せれば、ブルージェイズにとって最高の補強となる」と報じた。
その一方で、「もし岡本がビシェットらの昨季の生産性を下回れば、地区優勝争いは困難になる」とも指摘。アメリカン・リーグ東地区の競争力の高さを踏まえ、即戦力としての結果が求められる状況を強調した。
岡本のパフォーマンス次第で、ブルージェイズの王座奪還へのシナリオは大きく左右されそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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