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今井俊斗「まだまだ全部穴だらけ。芝居にもっと貪欲に」共演メンバーと渋谷で過ごすプライベートも明かす

今井俊斗「まだまだ全部穴だらけ。芝居にもっと貪欲に」共演メンバーと渋谷で過ごすプライベートも明かす

舞台を中心に活躍中の今井俊斗にインタビュー
舞台を中心に活躍中の今井俊斗にインタビュー / 撮影=岡本武志

夢野幻太郎役で出演する舞台『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Fling Posse & 麻天狼 feat. 鬼瓦ボンバーズ & D4》が、2026年3月27日に開幕する今井俊斗。さまざまな作品に出演し、着実に技術を磨いている今井に、苦戦した役柄やプライベートでも交流のある俳優仲間の話など、盛りだくさんに語ってもらった。

■底抜けに明るい役への挑戦に「最初は不安もありました」

――WEBザテレビジョンへは約半年ぶりのご登場となりますが、この期間を振り返ってみていかがですか?

本当にたくさんの作品に出演させていただきました。ひとつひとつがとても濃くて、どの作品でも成長できたなと感じています。とくに『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!』on STAGE(「ラブステ」)で演じた蔵王立は、今までにやったことのない役柄で僕としてもとても新鮮でした。

――蔵王立は、明るいモテ男という役どころですね。

これまでクールな役柄をいただくことが多かったので、蔵王立のように底抜けに明るくて、チャラいキャラクターを演じるのは、初めての挑戦でした。だから正直、公演が始まる前は不安でいっぱいだったんです。でも実際に演じてみると、苦戦する部分ももちろんありましたが、「意外とこういう役もできるんだ」という発見もありました。

――苦戦というのは、どのような部分で?

蔵王立は自分の中から新しい引き出しを探してあげないといけませんでしたし、実は「ラブステ」の稽古期間は、Butlers’ 歌劇『悪魔執事と黒い猫』(「あくステ」)の稽古期間とも重なっていたんです。「あくステ」では無口でクールな役を演じていたので、あまりにも真逆すぎて、切り替えが大変でした。気を抜くとどちらかの役に引っ張られてしまいそうだったので、つねに神経が張り詰めていて、精神面での戦いでした。

――初挑戦の役柄を演じるとき、引き出しはどのように探していくのでしょう?

原作を観て特徴をつかむというのは当たり前ですが、蔵王立に関してはテンションの高い役だったので、自分のこれまでの人生の中で一番テンションが上がったことは何だったかなと思いだして、すり合わせていくという感じです。自分の中から探っていくことで、無理せずにお芝居へつなげることができるんじゃないかなと思っています。

――この約半年の間で、役者としての課題が見えてくることもありましたか?

たくさんありました。むしろ、満足にできていると思っていることはひとつもないです。がむしゃらにいいものを届けられるようにやってはいますが、まだまだ全部穴だらけだなと。公演期間中はあまり気づけないのですが、本番が終わった後に「もっとこうアプローチすればよかった」と思うことが、どの作品でも出てきます。だから、つねに自分を俯瞰的に見られるようにならないといけないなと思うし、もっと貪欲でありたいとも思っています。
今井俊斗
今井俊斗 / 撮影=岡本武志


■経験を積み重ねたことが自信に

――舞台『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Fling Posse & 麻天狼 feat. 鬼瓦ボンバーズ & D4》(「ヒプステ」)の上演も控えていますが、今井さんは夢野幻太郎役として2024年から本作に参加し、今回で5回目の出演となります。

もうそんなに経つんですね。僕にとって幻太郎は、どれだけ演じても難しい役です。頭の回転がすごく速い、自分とは真逆な人ということもあり、スイッチをしっかり入れないと演じられない役柄だなと思っています。

――「ヒプステ」では、お芝居に加えてラップとダンスもあって、より大変そうな印象です。

ラップも難しいですね。ただ、以前「ヒプステ」のレコーディングをしたときに、ディレクターの方から「アプローチがすごくうまくなってきている」とほめていただくことがあって。だから、ラップの技術面としては、しっかりと経験を積み重ねられているのかなと自信にもなりましたし、難しいですが挑戦していくのは楽しいなとあらためて感じました。

――夢野幻太郎が所属するシブヤ・ディビジョン“Fling Posse”の他のキャストの方々とも親交が深いとか。

飴村乱数役の三井淳平くん、有栖川帝統役の木津谷泰勇くんとは、とても仲良くさせてもらっています。年齢が近いというのもありますが、プライベートでも遊ぶぐらい仲良しなんですよ。これまではあまり俳優仲間とプライベートまで親しくなることがなかったので、貴重な存在だなと思っています。

心を開いているからこそ、稽古や本番でも意見や提案が言いやすいし、二人はダンスが上手なので、よく本番中の楽屋でも「ここはこれで合ってる?」と聞いて、チェックしてもらっています。毎回イヤな顔せずに付き合ってくれるので、優しいお兄ちゃんたちです。

――2025年の11月、12月に開催されていた《Division Jam Tour》vol.1では、神奈川、大阪、北海道公演がありましたが、Fling Posseとしての思い出話を教えてください。

みんなで北海道へ行けたのはうれしかったですね。ただ、ずっとホテルの部屋にひきこもってみんなでゲームをやっていました(笑)。せっかくだから北海道を満喫したかったのですが、地面も凍っていたし、めっちゃ寒いしで、ほとんどホテルで過ごしていました。でも、最終日は朝から海鮮を食べに行って、そのときに雪だるまを作って遊んだのがすごく楽しかったです。
今井俊斗
今井俊斗 / 撮影=岡本武志


■Fling Posseメンバーとハマっているのは卓球

――お二人とプライベートで遊ぶときはどこへ?

渋谷です。冗談ではないですよ(笑)。渋谷でご飯を食べたり、卓球をしていますね。ふとしたきっかけで卓球をやろうとなり、そこから卓球王を決める戦いをこれまでに2回行っています。第1回は完全にプライベートでやって、第2回は淳平くんのイベントに呼んでいただいたときに、お客様の前で戦いました。第1回は僕が勝って王になったのですが、第2回ではまさかの最下位でした。

――敗因は?

お客様が目の前にいると思ったら、緊張してしまったんです(笑)。そろそろ名誉挽回するために、第3回も開催したいですね。大人になっても、こうやって真剣に勝負したり遊んだりできる関係性というのは、本当に貴重だしありがたいなと感じています。

――では、まだ稽古前とのことですが(取材日時点)、本作への意気込みをお願いします。

本作はこれまでの公演に比べると、とてもシリアスなストーリーになっていると思います。それこそFling Posseの3人で話し合いながら作っていくことになると思うので、より絆も深まりそうなだなと感じています。僕としても、僕が思っていること、感じたことを素直に2人へ伝えていきたいですし、もっと心を開示していけたらと。そうすることで、良い作品にできると思っていますし、ファンの皆様にも楽しみにしていただけたら嬉しいです。

――最後に、プライベートでの近況についても教えてください。

年末年始で地元に帰ったのですが、そこで親戚の子どもからシールをたくさんもらったんです。せっかくなのでシール帳を作って、そのことをXで投稿したら、ファンの皆さんからたくさんのシールをプレゼントしていただきました。ただ、なかなかシール交換をやってくれる俳優仲間がいないので、絶賛募集中です(笑)!
今井俊斗
今井俊斗 / 撮影=岡本武志


◆取材・文=榎本麻紀絵
ヘア&メーク=田中宏昌
スタイリング=北村梓(Office Shimarl)

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