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<【推しの子】>ゴローとさりなの再会、夢と約束を諦めなかったミヤコ…第3期最終話が「涙腺崩壊」「本当に心動かされた」と話題

<【推しの子】>ゴローとさりなの再会、夢と約束を諦めなかったミヤコ…第3期最終話が「涙腺崩壊」「本当に心動かされた」と話題

アニメ「【推しの子】」第三十五話より
アニメ「【推しの子】」第三十五話より / (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

アニメ「【推しの子】第3期」(毎週水曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MXほかにて放送/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほか)の第三十五話「それが始まり」が3月25日に放送された。1時間スペシャルとなった第3期の最終話。雨宮吾郎と天童寺さりなはついに再会を果たした。追い詰められていくルビー(CV.伊駒ゆりえ)に差し伸べられた救いのエピソードに視聴者も歓喜。「控えめに神回」「笑顔のルビーで終わってよかった」という感想が続出した。(以降、ネタバレが含まれます)

■大好きなゴロー先生との再会で救われたルビー

15年前、病室でゴローに看取られながら亡くなったさりな。そして、夜の森で何者かに殺害されたゴロー。二人は前世の記憶を残しながら、ゴローはアクア(CV.大塚剛央)として、さりなはルビーとして――アイ(CV.高橋李依)の双子の兄妹として生まれ変わった。お互いが記憶を持った生まれ変わりだというのは赤子のときに認識していたが、前世の素性について知ることはないでいた。それは、踏み込んでいい領域ではないと共に考えていたからだろう。一方で、そのためにすぐ隣にいても、真の再会は叶わずにいた。今回の再会は、視聴者も長らく待ち望んでいたシーンであった。

母アイの半生を描いた映画「15年の嘘」でアイ役を掴んだものの、実力不足と、母親が子どもを愛していないという映画の脚本に納得がいかず、芝居を作れずに追い詰められていたルビー。深夜、台本に向かい苦しむ彼女を沈痛な思いで見守っていたアクアだが、そのとき、ルビーの口からこぼれた「せんせ」という言葉と、握りしめるアイのキーホルダーを見て、彼女がさりなの生まれ変わりだと気づく。

アクアはルビーの前世を確信し、ルビーもアクアの言葉から彼の前世を知る。ルビーは会いたいと願い続けた大好きな人がこんな近くにいたこと、ようやく会えたことに涙が止まらず、いつもずっと探していたと訴える。ルビーが救われた瞬間だったが、同時に、ルビーに救えなかったさりなの面影を見て、自分を咎めていたアクアが救われた瞬間でもあった。さりな、ゴローの記憶の光景を映しながらのこの再会シーンは視聴者からの反響も大きく、SNSには「涙腺崩壊」「演出が神すぎる」「尊すぎて胸が締め付けられる」など、胸を打たれたという感想が相次いで寄せられる。

この一夜で心の闇が晴れたルビーは翌日からアクアにべったりとなり、有馬かな(CV.潘めぐみ)が絶句し、沸騰するその横でMEMちょ(CV.大久保瑠美)は美男美女の構図に大興奮。数字が稼げるとインスタ用の写真を撮りまくる。視聴者からは「この多幸感ひさびさ」「かなちゃんの恋は前途多難w」「ルビーのでれでれが可愛すぎる」「MEMちょはホント癒し」など、さまざまなコメントが集まっていた。

■たった一人、夢と約束を諦めなかったミヤコ

今話ではもう一つの再会も話題に。人気がうなぎ上りのルビーには大小さまざまな仕事のオファーが舞い込むが、斉藤ミヤコ(CV.Lynn)はその状況に葛藤していた。事務所の社長として、そして、タレントの10年後を考えるなら今の売り時を逃してはいけない。しかし、ルビーにはB小町の活動と、アイ役の芝居の稽古も求められる。限界を超えて頑張っているルビーに対して、母親としての感情がミヤコを咎める。

アイが亡くなったあと、アクアとルビーを養子として引き取ったミヤコ。血を分けた本当の母親ではないが、自分の子どもとして愛情を注いできたのはこれまでの彼女の姿から伝わることだ。しかし、二人にとっての母親はアイだからなのか、子どもたちは本当の意味で自分に心を開いているとは思えないでいた。

慣れない社長業も相まって憔悴していたミヤコの前に、失踪中の夫であり苺プロの前社長・斉藤壱護(CV.江川央生)が現れる。アクアに騙され、誘い出された格好となった壱護は反射的に逃亡するが、ミヤコの追撃にあえなく捕獲されるのだった。

壱護を捕まえたミヤコはその場で感情をむき出しにして号泣。ミヤコが壱護の失踪後も事務所を守り、ここまでやってきたのは、「この世界で一番煌めく景色を見せてやる」「いつかこのドームをサイリウムで染め上げる、みんなの夢だ」という壱護が約束してくれた夢をまだ諦めていなかったからだ。二人の再会シーンでは芸能界の道で挫折し、壱護と出会うまでのミヤコの過去も描かれ、たった一人で夢を諦めずに頑張ってきたミヤコの心情に触れるのは、また感情を大きく刺激されるものだった。

翌日、生傷をこさえながらバイトとして苺プロに復帰した壱護。そして、ルビーへのオファーには敏腕ぶりで取捨選択を決めていく。その様子に視聴者からは「壱護さん、チャラくてもマジ優秀」「さすがB小町を育て上げた人」と賛辞が飛ぶが、それ以上にコメントを集めたのはミヤコの頑張りだ。

「全部背負い、諦めなかったミヤコさん、尊敬しかない」「ずっと一人で双子を守り、会社を守り続けてきた彼女だからこそ言える『まだ私は諦めてない』の重み」「作中一の聖人はミヤコさんかもしれんね」など、SNSにはミヤコに寄り添い、彼女が守ってきたものの大きさに脱帽する視聴者たちの反響を呼んでいた。

■アクアに引っ張り出されるツクヨミ、意外なところで子役ゲット

ルビーに天真爛漫な笑顔が戻り、ミヤコにはパートナーが戻り、一見、いい方向に動き出したように見える物語だが、深まる闇もあった。広告代理店に勤めるさりなの母親・天童寺まりな(CV.井上喜久子)が「15年の嘘」に食い込んできており、アクアは彼女がルビーに接近しないように警戒する。今回で彼女が娘・さりなに冷たくなってしまった理由も分かったが、だからと言ってルビーが受け入れられるとは思えない。

また、「15年の嘘」の脚本に、何かが欠けていると感じる黒川あかね(CV.石見舞菜香)の直感も見過ごせない。この映画を公開することで、アクアの復讐計画はどう達成されるのか。その道筋はまだ全く読めないところだ。なにより、ルビーが救われた代わりに、アクアは一人で復讐を背負い込み、より深く闇に沈んでしまった印象だ。壱護もアクアの壊れた精神に気づいている。

そんなアクアの前に再び現れた謎の少女・ツクヨミ(CV.木野日菜)。アクアとルビーを正しい運命に導こうとしている神のような存在らしいが、その正体は不明。しかし、ツクヨミもアクアたちと同じく人の器を持つ者で、戸籍もあるという。そんなことからアクアはツクヨミに子役を打診。ミステリー調から転落するまさかの展開に、ツクヨミは「え゛…!」と絶句。視聴者からは「意外なところで子役ゲットw」「子役調達そこから笑」「引っ張り出されるツクヨミ草」と笑いが漏れる。

ラストはアイからのビデオレターとなり、ルビーに宛てたメッセージは…というところで第3期は終幕。直後に第4期ファイナルシーズン決定の特報が流れ、「最後は映画で締めるとは思っていたが第4期やるとは!」「本当に心動かされた、第4期はよ!」「ありがとう、待ってます!」など、SNSにはファンからの歓喜のコメントが続々と集まっている。

◆文=鈴木康道
アニメ「【推しの子】」第三十五話より
アニメ「【推しの子】」第三十五話より / (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

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