
SM ENTERTAINMENT JAPANからデビューした8人組ガールズグループ「GPP」。現在放送中のBSフジの密着ドキュメンタリー番組『GPP Fly ~崖っぷち紙ヒコーキのテイクオフ~』が3月28日(土)に最終回を迎える。今回はメンバーのリンカ、アナミ、モモカ、ミカにインタビューを実施し、カメラに密着された日々の本音や、デビュー前の韓国での1年半に及ぶ過酷なトレーニング期間の裏側、そして番組で先輩芸能人から得た「金言」についてたっぷりと語ってもらった。
■リアルに映し出された密着番組で初心に帰る
ーーファーストシングルの「Bring it Back」と、冠番組の『GPP Fly』について伺います。BSフジで放送中の冠番組が3月末で最終回を迎えますが、自分たちの姿がドキュメンタリーとしてテレビで流れるのを見て、どう感じましたか?

アナミ:私たち自身が見ても本当にリアルで、まさかここまで密着していただけるとは思っていなかったので、不思議な気持ちでいっぱいです。放送を見ると、自分たちでも忘れていた過去の軌跡がリアルに映し出されていて驚きました。
ーー密着はいつ頃から始まったのでしょうか?
アナミ:デビューの3カ月前くらい、2025年の9月頃からです。当時はカメラに撮られること自体が初めてだったので、どうすればいいか分からず、あたふたしていた印象があります。

リンカ:最初は「自然な姿でいなきゃ」と考えすぎていたのですが、密着が続くうちに、だんだん意識しなくても自然体でいられるようになりました。番組を見返すと、「この時こういう感情だったな」と、忘れていた気持ちを思い出せます。今は新しいことがどんどん増えていて目の前のことに集中しがちですが、過去の自分たちを振り返ることで初心に帰れるので、密着していただいて本当に良かったと思っています。
■韓国での1年半のトレーニングで宝物になった「ノート」
ーー韓国で1年半の厳しいトレーニング生活を送られたそうですが、振り返ってみて一番印象深かったことは何ですか?
アナミ:たくさんありすぎて、一番を決めるのが難しいですね(笑)。

ミカ:思い出というより、毎日続けていたことなのですが、全員同じノートを事務所からいただき、毎日レポートを書いていました。その日にあったこと、できたこと、できなかったこと、そして次の目標などを見開き2ページほどにびっしりと書いていたのが印象深いです。
モモカ:気づけばノートが5冊ぐらいになっていたよね。
ミカ:ノートがなくなりそうになると会社の方に伝えて、日本で買ってきてもらっていました。今も宿舎に書き終えたノートが5冊ほどあって、たまに見返すと「この日のレッスンでこう言われたんだな」と詳細に思い出せます。頑張っていた当時の証ですね。
ーーその日の課題を翌日に持ち越さず、目標を明確にして取り組んでいたのですね。メンバー同士でノートを見せ合うこともありましたか?
リンカ:グループチャットに、みんながその日のレポートを写真に撮って送っていたので、全員分を見ていました。
ミカ:メンバーごとのアルバムができていて、今でも残っています。みんな本当に真面目で、びっしり書いていましたね。
モモカ:ミアは日本語の漢字を書くのがまだ難しかったので、自分で英語から翻訳して書き写していて、すごいなと感心しました。
――それはすごい宝物ですね。いつかそのノートをまとめて本にするのとかもファンは喜びそうです。
リンカ:出したい!
■番組ゲストの“先輩”からの金言と、最終回への期待
ーー番組のスタジオには様々なゲストが登場しましたが、先輩方からの言葉で特に心に残っているものはありますか?
アナミ:私は、アルコ&ピースの平子さんが教えてくださった「裏方のスタッフさんへの気配り」です。テレビに映る技術だけでなく、食べ物を渡す時のちょっとした気遣いや、感謝の気持ちを忘れない姿勢がとても勉強になりました。私たちがここにいられるのは支えてくださる方々のおかげなので、その感謝を忘れないようにとリマインドしていただきました。
ーーバラエティ番組ならではのルールなど、教えてもらわないと分からないこともありますよね。
アナミ:「救急車が通っている時は話さない(音待ちをする)」といったテレビの「いろは」も教えていただき、本当にためになりました。

モモカ:私はベッキーさんが、「やめてよ、ライバルになっちゃうじゃん」と言ってくださったのがすごく嬉しかったです。小さい頃からテレビで見ていた方にそう言っていただけて、いつか別の番組で共演できるくらい頑張ろうと、モチベーションが上がりました。
リンカ:私は笠松将さんの「自分の楽しんだ搾りカスでお客さんを楽しませる」という言葉が印象的でした。今まで色々なステージに立ってきましたが、褒めていただける時は、必ず自分自身が全力で楽しんでいた時でした。一見当たり前のことですが、どんな状況でも自分が一番楽しむことが大切だと改めて感じました。
ーー最終回に向けて、楽しみにしているポイントはありますか?
モモカ:まだベッキーさんたちに直接お会いしたことがないので、やっとお会いできるのが楽しみです。画面越しではなく、私たちの熱量を直接感じていただけたら嬉しいです。
アナミ:私たちは直接パフォーマンスを届け、ファンの方と一緒に空間を作ることが強みだと思っています。スタジオで見守ってくださっていたベッキーさんに、実際にお会いして「直接会った方がいいね」と言っていただけるか、反応が楽しみです。
ーー番組全体を通して、視聴者に注目してほしいポイントはありますか?
アナミ:番組の初回と最終回で、メンバーそれぞれのパーソナルなインタビューが放送されます。デビュー前とデビュー後の私たちで、表情や発する言葉に変化が表れていると思うので、その対比にぜひ注目していただきたいです。
ーーご自身でも成長や変化を実感しているのですね。
アナミ:はい。まだ未熟だった私たちが、少しずつ成長し、ファンの方々と出会えた今の姿が映っていると思います。メンバーそれぞれの覚悟が伝われば嬉しいです。
■デビュー曲「Bring it Back」とGPPの目指す未来

ーーさまざまな経験を経て、ファーストシングル「Bring it Back」でメジャーデビューを果たされました。
リンカ:この曲は、歌詞ができる前にプロデューサーの方とメンバー一人ひとりが面談をして、過去の人生やこれからの覚悟を伝えた上で作っていただいた楽曲です。私たちのリアルな想いや8人の人生が詰め込まれているので、歌う時にも自然と感情が入りますし、GPPのデビュー曲として本当にふさわしい一曲だと思います。ぜひ聴いてほしいです。
ーー最後に、この記事を読んでくれている読者に向けて、今後の目標やメッセージをお願いします。
アナミ:私たちが昔から掲げている大きな目標は、「東京ドームに立つこと」です。その目標に向かって日々感謝を忘れず、私たちらしい強い覚悟と情熱で、たくさんの愛を届けるパフォーマンスをしていきたいと心から思っています。
モモカ:夢を追いかける熱い気持ちを常に持ち続けるグループでありたいです。全力で飛ばした紙ヒコーキが遠くへ飛んでいくように、「限界突破」というグループ名のもと、限界なく成長し続けたいです。そして、私たちの想いが楽曲を通してファンの皆様やこれから出会う方々に届き、背中を押す“追い風”になれたら嬉しいです。

