現地3月26日(日本時間27日)、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズが、敵地でのニューヨーク・メッツで開幕投手を務める。昨季のサイ・ヤング賞右腕であるスキーンズにとって、2年連続の大役となる。
米誌『Sports Illustrated』は、スキーンズがメディア取材に応じた様子を報道。ニューヨークでの開幕戦先発について「(特別な感情は)多少はあるかもしれない。ちょっと寒いけどね」と、語ったと伝えている。
対戦相手のメッツは、フランシスコ・リンドーア、フアン・ソト、ボー・ビシェット、ホーヘイ・ポランコら豪華な顔ぶれが並ぶ強力打線を擁する。同誌によると、この手強いラインナップとの対戦について問われたスキーンズは、「メッツは良いチーム。対戦するのが楽しみだ」とコメント。必要最低限の言葉で意欲を示したという。
一方でチームの今季目標については、より熱のこもった言葉を残している。「地区優勝をしたい。プレーオフに行きたい。それだけだ。どうやって成し遂げるかは誰にも分からないが、勝利数の目標を掲げて自分たちに限界を作りたくはない。毎日全力でプレーするだけだ」と語ったと報じた。
パイレーツにとって地区優勝は極めて高い壁だ。1994年のナショナル・リーグ中地区編入以降、一度も優勝しておらず、昨季も71勝91敗で同地区最下位に終わった。同誌は「昨季から180度の転換が必要になるだろう」と指摘しつつも、エースとしての自覚を滲ませるスキーンズの言葉を伝えている。
ミルウォーキー・ブルワーズやシカゴ・カブスら強豪がひしめく中地区での巻き返しは容易ではない。しかし、若きエースが示す明確な指針は、低迷する名門再建への大きな一歩となるはずだ。開幕戦での強力メッツ打線との対峙は、その覚悟を占う試金石となるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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