
TVアニメ「呪術廻戦」第3期「死滅回游 前編」(毎週木曜深夜0:26-0:56ほか、MBS/TBS系28 局”スーパーアニメイズム TURBO”枠/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・TVer・Leminoほかにて配信)の第57話「東京第1結界(4)」が3月12日に放送された。結界のトラップで別行動を取らざるを得なくなってしまった虎杖悠仁(CV.榎木淳弥)と伏黒 恵(CV.内田雄馬)。伏黒は新宿でレジィ・スター(CV.青山穣)との戦いになるが、そこに新たな泳者(プレイヤー)である高羽史彦(CV.鶴岡聡)が乱入。シリアスをすべりギャグで塗り変える高羽のハイテンションコメディーに、万能すぎるレジィの術式に視聴者も大きな盛り上がりを見せた。(以降、ネタバレが含まれます)
■スベリ芸人・高羽史彦、じつは強かった
第57話は伏黒対レジィの一戦。虎杖が池袋で日車寛見と戦っていたころ、新宿では伏黒がレジィと交戦に入っていた。さらに、針 千鈞(CV.高階俊嗣)、黄櫨 折(CV.逢坂良太)というレジィの仲間の術師も加わり、伏黒は1対3の戦いを強いられる。
最初はレジィたちにポイントの譲渡を要求していた伏黒だが、コガネのアナウンスでポイント譲渡のルール追加が達成されたことを知ると、覚悟を決めて全力で応戦。まずは速攻で針を仕留めるが、黄櫨が放った爆弾により伏黒のダメージも大きい。そんなピンチが続く中、突然、伏黒をかばうように高羽が割り込んで来る。
爆発の煙の中から立ち上がり、こめかみから血を吹き出させながらダメージゼロをアピールするワケの分からない格好の闖入者。そして、目を合わせようとしない3人。ツッコミ不在のいたたまれない沈黙のまま放送はCMへと突入した。
期待を裏切らない高羽の登場シーンに、SNSには待ってましたとばかりに視聴者のコメントが集中。CMの間には「すべり芸人キターー!」「目を合わせたくない沈黙w」「誰かツッコんであげて!」「レジィ、黄櫨、高羽の絵図が完全に仮装大賞」といった声が続々と投稿される。
さらに、CM明けには渾身のギャグ「余計なお世Wi-Fi(ワイファーーーーーイ)!!!」をぶちかまし、“作画崩壊”を引き起こす高羽。ここにも視聴者からは、「すべりギャグすぎて草」「ピンでやるギャグじゃないぞ」「粗品に審査させたい」などの手厳しいツッコミが集まっていた。
■万能すぎるレジィの術式「レシートだけで暮らせるじゃん!」
ギャグはちょっとアレだが、高羽は原作ファンの間では最強の一人に数えられている術師だ。黄櫨が反応できない速さで顔面ドロップキックを繰り出し、レジィを驚かせる。そして、某芸人のしゃちほこポーズ。黄櫨は間違いなく強敵のはずだが、高羽のコメディアン殺法に翻弄され、あまつさえ禁断の攻撃まで受けてしまう。この「呪術廻戦」とは思えない攻防に、「やべえ、高羽おもろすぎ」「宿儺にも決めてほしい技」「この人なんでこんなに強いのw」と視聴者は盛り上がる。
一方、思いがけない加勢を受けて、伏黒はレジィとの一対一の戦いに挑む。レジィの術式は契約の再現。現代の今ではレシートや領収書といったものを契約に、そこに記されているモノやサービスを再現できるらしい。伏黒とのチェイスではさまざまなモノを再契象し、走・攻・守、回復までカバーする隙のない強さを見せつける。
過去の術師のレジィだが、このレシートさえあればなんでも再現できる便利術式は超現代向きだ。視聴者からは「レシートだけで暮らせるじゃん!」とうらやむ声とともに、「きっとレシートの存在が嬉しすぎてミノムシになるまで集めちゃったんだな笑」「受肉してレシートの存在を読み取ったときめちゃめちゃ興奮しただろうな」「現代に受肉してヒャッホーな気分だったに違いない」など、レシートに興奮するレジィを想像して楽しむ視聴者が続出していた。

■騙し合いこそが呪術師の戦い、伏黒も切り札を発動
余裕さえ見せるレジィは、伏黒の誘いと分かる総合体育館にあえて足を踏み入れる。レジィは呪術の時代を生きた呪術師であるだけに、術式と同じように一癖も二癖もある男だ。「お互い、出力の高い大技を持たない消耗戦」と自ら振っておきながら、ダンプカー2台という大物をぶつけてくる。だが、レジィが言ったように、呪術師はウソをついてなんぼ。伏黒も大技がないなどとは言っておらず、ここで領域展開・嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)を発動する。
お互い術式を出し惜しみなく使い、見応えのあった伏黒とレジィの戦い。SNSには「伏黒の領域展開を出すシーンが原作超えていて声出た カッケェ〜〜!!!!!!」「呪術で一番好きな伏黒対レジィが神作画で観れるのしあわせ」「レジィの術式も控えめにいってチートレベルで強い」など、興奮の声が寄せられていた。
※高羽史彦、高階俊嗣の「高」は、正式にははしごだか
◆文=鈴木康道

