
似て非なる3バックと4バック──なぜ“簡単に切り替えられない”のか? 谷口彰悟が語った守備の本質【日本代表/現地発】
3バックと4バックは似て非なるものだ。3バックの中央と両脇で役割は異なり、4バックの2CBも3バック中央とはプレーエリアやカバーリングの仕方が違う。
「3バックがダメなら、じゃあ、4バック」とそんな簡単な切り替えで成立などしない。試合中のシステム変更に対応できる柔軟性はだからこそ貴重で、それを備えた選手が重宝されるのも当たり前の話である。
そうした背景を踏まえて、3バックと4バックの両方を経験している谷口彰悟に尋ねてみた。
「3バックと4バックでは役割がだいぶ違うと思います。その両方を求められる森保ジャパンの中で、どう整理しながらプレーしていますか」
すると、谷口はひとつ頷いた後、次のように説明してくれた。
「結構違いますよね。立ち位置や相手への出方、カバーリング、選手間の距離など細かい部分で違いがあります。4枚にも3枚にもメリットとデメリットがあって、その点をしっかりと理解しないといけません」
つまり、役割を明確にすること。それが「非常に大事」と谷口は言う。
「それができていれば試合中の変更にも対応できます。そのあたりはコミュニケーションをとりながらやりたいです。局面によっては5バックで守ることもあるので、擦り合わせて行ければ。実際、色々と試せば課題も出てくるはずですから、そういうものを消化しながら経験として積み上げたいです」
スコットランド、イングランドと戦う3月の連戦はワールドカップを見据えたうえで良い力試し。守備の本質、そして可変システムの可能性を見極めるうえでも重要なテストマッチになる。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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