
坂本龍一のドキュメンタリー映画「Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto」が、動画配信サービス・Huluにて3月28日(土)から見放題独占配信されることが決定した。
■32歳の坂本龍一の「途中経過」を捉えた貴重な記録
本作は、1984年にフランス国立視聴覚研究所(INA)などの制作で生み出されたドキュメンタリー作品。パリを拠点とするアメリカ人監督エリザベス・レナードが、当時32歳の坂本を東京で撮影した。
劇中には、インタビューやスタジオでのレコーディング風景が収められており、特に当時最先端の機材であった「フェアライトCMI」を使った作業風景や、矢野顕子との自宅での連弾シーンは見どころの一つ。また、細野晴臣、高橋幸宏も出演しており、YMO散開直後の貴重な記録となっている。
■1980年代の生き生きとした「東京の音(サウンドスケープ)」
本作のコンセプトは「東京の音を、坂本龍一という人物のポートレイトとともに描く」こと。海外の映像スタッフの眼差しを通して、渋谷のスクランブル交差点、新宿アルタの巨大スクリーン、原宿の竹の子族といった1980年代の東京の風景とノイズが、坂本の音楽観と深く呼応しながら切り取られている。
長らく入手困難となっていた幻のフィルムを修復し、1980年代の生き生きとした「東京の音(サウンドスケープ)」がHD版で蘇る。

