
「7万人だったら間違いなく…」「ベルガモで正解」ガットゥーゾ率いるイタリア、“こぢんまり作戦”的中!12年ぶりW杯へ王手【欧州予選PO】
“地の利”をコントロールしての勝利だ。
現地3月26日に開催された北中米W杯の欧州予選プレーオフ準決勝で、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が率いるイタリアは、北アイルランドとホームで対戦。56分にサンドロ・トナーリ、80分にモイゼ・ケーンが得点し、2-0で快勝した。31日に行なわれる、ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝も勝てば、12年ぶりのW杯復帰を果たせる。
この日の決戦の舞台は、スタディオ・ディ・ベルガモ。アタランタの本拠地で、最大収容人数は2万3439人と割とコンパクトなスタジアムだ。なぜ大一番が7万5000人収容の聖地サン・シーロなどではなく、ここで行なわれたのか。
その理由の1つに、選手たちが直に受けるプレッシャーの回避がある。そしてそれは見事に的中した。現地メディア『Football Italia』によれば、ガットゥーゾ監督が試合後、次のように語った。
「より小規模なスタジアムで試合を行なう判断も賢明だった。もし7万人がいるような大きなスタジアムだったら、間違いなく3割はハーフタイムにブーイングを始めていただろう。その点、ベルガモを選んだのは正解だった。ファンが私たちを支えてくれ、選手たちに余計なプレッシャーをかけないという点で、彼らの存在は極めて重要だった」
選手時代は“闘犬”の異名をとった48歳は、中々ゴールを奪えず焦れる展開が続くなかでも、温かく鼓舞してくれたサポーターに心から感謝しているようだ。
「ブーイングはほとんど聞こえなかったし、ハーフタイムにロッカールームへ戻る際には拍手で迎えられた。ベルガモの人々に感謝し、これから皆でファイナルに臨む」
決勝は敵地での戦いになる。ボスニア・ヘルツェゴビナを下し、イタリアに歓喜を届けられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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