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「半歩ですけど進んでいる」敵地ニッパツで昨季のリベンジ達成に、湘南指揮官が好感触。後半終了間際の失点には反省「浮かれるなっていう提示」

「半歩ですけど進んでいる」敵地ニッパツで昨季のリベンジ達成に、湘南指揮官が好感触。後半終了間際の失点には反省「浮かれるなっていう提示」


[J2・J3百年構想リーグEAST-A第8節]横浜FC 1-3 湘南/3月28日/ニッパツ三ツ沢球技場

 湘南ベルマーレは3月28日、J2・J3百年構想リーグEAST-A第8節で横浜FCと敵地で対戦し、3-1で勝利した。

 立ち上がりは一進一退の攻防が続くなか、先手を取ったのは湘南だった。25分、相手のパスミスを逃さなかった袴田裕太郎がダイレクトで藤井智也に縦パスを通すと、藤井がドリブルで持ち込み、ボックス内からシュートを放つ。ボールは相手GKにはじかれるが、そのこぼれ球を太田修介が頭で押し込んだ。

 1点リードで迎えた後半、選手交代などで攻勢を強めてきた横浜FCに、押し込まれる時間が増えた湘南だが、65分にワンチャンスをモノにする。左サイドやや後方から松村晟怜が上げたクロスに、ファーサイドで反応した渡邊啓吾がヘディングでネットを揺らした。

 湘南は88分にも、ドリブルで持ち込んだアルトゥール・シルバからボックス内でパスを受けた田村蒼生が追加点を奪い、3点差に。後半アディショナルタイムに1点を返されたが、リードを守り切った。
 
 試合後、湘南の長澤徹監督は「相手が(前に)出てきたなかで、受けながらゴールを目ざす形になりましたけど、しっかり仕留め切ってくれたので、そこはチームとして前進していると思います」とコメント。昨季、J1で残留争いをしていたなかで競り負けた32節の横浜FC戦(0-1)も踏まえつつ、さらにこう続けた。

「昨年、ここで残留争いしている時、僕もスタンドで見ていました。(悔しい敗戦を)サポーターも覚えていると思いますが、そうゆう経験を自分たちの力で返していくのがチームだと思います。今日も数人が(昨年の横浜FC戦を)経験したメンバーで、新しく出た選手も当事者になりながら、そこは半歩ですけど進んでいるので、この勢いを活かして次も躍動感のあるゲームを目ざしたいです」

 3点を奪った攻撃についても、長澤監督は「負けるのを恐れないこと、リスクを取るところはチームの肝に置いている」と前置きしたうえで、「ちゃんとリスクを犯した。賢くっていうところも追求していますが、半歩前進していると思います」と手応えを示す。

 もっとも、後半終了間際に得点を許してしまった部分は反省すべき点だろう。だが、チームに油断や慢心は一切ない。長澤監督が「最後の1点はあってはならない。浮かれるなっていう提示だと思っている」と話せば、キャプテンの武田将平も「最後に失点をするか、クリーンシートで終えるかは次に大きく関わってくる。チームとして反省しなければいけない」と語る。

 モンテディオ山形戦(2ー1)、ザスパ群馬戦(2-0)に続き、リーグ戦3連勝を飾った湘南にとって、勝ちながら反省と修正ができるのは良いサイクルと言えるだろう。この流れ乗って次節の栃木SC戦も勝点3を掴みたい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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