
世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2026」が、3月28日と29日に東京・東京ビッグサイトで開催。29日のREDステージでは、第4期 Final Seasonの制作が決定している「【推しの子】」(ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信中)のトークイベント「【推しの子】AnimeJapan 2026 Special Stage」が行われ、大塚剛央(アクア役)、伊駒ゆりえ(ルビー役)、潘めぐみ(有馬かな役)、石見舞菜香(黒川あかね役)、大久保瑠美(MEMちょ役)、伊東健人(雨宮吾郎役)、高柳知葉(天童寺さりな役)が登壇した。
■「今世から前世まで」豪華キャスト7人が集結
「【推しの子】」は、「週刊ヤングジャンプ」で連載された赤坂アカ(原作)と横槍メンゴ(作画)による漫画をアニメ化した衝撃作。産婦人科医・ゴローの前に、最推しのアイドル・アイが妊婦として現れるところから物語は始まり、ある事件で命を落としたゴローは、彼女の息子・アクアとして転生し、華やかな芸能界の「光」と、その裏に潜む「嘘」や過酷なリアルに直面していく。
MCに呼び込まれ、ステージにキャストが勢ぞろいすると、3月25日に最終回が放送された第3期について、アクア役の大塚は「すごかったですね。1時間スペシャルの最終回も含め、第3期全体を通して素晴らしいものでした」と感慨深く語る。また、第3期で重要な役割を果たした“前世”の2人・ゴロー役の伊東とさりな役の高柳も登壇。高柳は「ついに【推しの子】ステージに来られて光栄です。3期は(感動で)3回泣きました」と、イベント初登壇の喜びを明かした。
トークセッションでは、第3期の名シーンをダイジェスト映像とともに振り返った。
B小町からの脱退を表明したかなについて、潘は「かなは今まで誰かのために選択をしてきた子。やっと自分のための人生を歩める、ここからがスタートという感じがしています」と、キャラクターの成長ぶりに目を細める。
一方、アクアとの別れが描かれたあかね役の石見は、劇中でのGPS発覚シーンに触れ「あかねは賢いけれど、想像もしていない衝撃だったはず。苦しいシーンでした」と当時の心境を吐露。それに対し、大塚は「あかねなら真実にたどり着くという信頼や、守る意味もあったのかな…」とアクアのフォローを入れる一幕もあった。
第3期のクライマックスである、アクアとルビーが互いの正体に気付く「再会」のシーンに話題が及ぶと、伊東は「1期から続いてきた視聴者の『何で言わないんだ!』というもどかしさが、やっと解放された」とコメント。
さらに、シーンのアフレコは大塚、伊駒、伊東、高柳の4人だけで収録が行われたことを明かすと、高柳は「今までにない感覚で、ルビーと同じ魂で生きていると感じた。現場で出たことがない量の涙が出ました」と振り返った。それを聞いた伊東は「伊駒さんと高柳さんのアフレコが終わったときに抱き合ってて、それを見て慌てて僕と剛央も抱き合って…」と現場での思い出を語って笑いを誘うなど、舞台裏でのエピソードが公開された。
■B小町による圧巻のダンスに大興奮「かわいい!」「動いてる!」
ステージ後半では、B小町のバーチャルライブツアーの告知とともに、新曲「Bのリベンジ」のダンスチャレンジ企画を実施。ステージ上にB小町の3人の着ぐるみが登場すると、キャスト陣も「かわいい!」「動いてる!」と大興奮する中、軽快な動きでダンスを披露。
さらに、会場全体を巻き込んだ「ルビー!」「かな!」「MEM!」という全力のコール&レスポンスも行われ、朝一番のステージとは思えないほどの熱気に包まれた。
最後に、第4期 Final Seasonに向けて、大塚は「第1期から第3期までで、作品としての『仕込み』は終わったのかなと。第3期で大きな山を越えましたが、次はいよいよ一番大きな山へ向かっていきます。キャスト・スタッフ一同、誠心誠意向き合ってまいりますので、引き続き熱い応援をお願いします」と力強く語り、イベントを締めくくった。
◆取材・文=永田正雄

