
「WEBザテレビジョン」でリニューアルスタートした俳優・高橋健介の連載企画「高橋健介オトナ化計画」。オトナを目指して「週刊ザテレビジョン」でさまざまな体験をしてきた高橋が、さらなるレベルアップのために資格や検定などに挑戦する。第19回は、近況について盛りだくさんに話を聞いた。オトナ化企画では高橋が取得を考えているという宅建にちなんだクイズを出題。
■深まってきた共演者との交流
──音楽劇『39歳』のビジュアルが解禁されましたね。出演時の心境は以前(第16回)伺いましたが、ビジュアル撮影では共演者の皆さんとお話しされましたか?
男性陣(相葉裕樹・前田一世)と一緒だったので、僕がバカみたいに話していました(笑)。
──お二人とは初対面ですか?
初対面です。何を話したかは全然覚えていないですけど…。『39歳』の共演者の話でいうと、子役にミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』で一緒だった谷慶人くんがいるんですよ。子役は本当に1〜2年ですごく大きくなるので、急に敬語とか使われるのかな(笑)。一緒に芝居をするシーンがあるかはわからないですが、また同じ作品に出られるのが楽しみです。
──公演は少し先ですが、音楽劇『39歳』へどのように挑みたいと考えていますか?
原作のドラマをNetflixで見ましたが、全話いい話なんです。僕のなかで好きなシーンもたくさんあって。それをどうやって2時間前後の舞台にするのかが楽しみで。あの作品をどう舞台にして、どこにフォーカスをあてて、どこを削るのかが楽しみだし、だからこそ自分にがっかりしないようにしたいですね。あと、「音楽劇」って何するんだろう?そこは僕も知らないので楽しみです。
──ミュージカル『レイディ・ベス』も上演から1カ月ほど経ちましたが(※取材は3月中旬に実施)、いかがですか?関係性が変わった共演者の方などいらっしゃったら教えてください。
劇中では一緒のシーンがないアンサンブルの皆さんとも少しずつ話すようになってきました。僕が友達の子供とよく遊んでいるので、ファンの方から「子供と遊んだときにあげてください」ってかわいいバスボムとかをもらいます。だけど使いきれないし、実家で僕がキティちゃんのバスボムを使うわけにもいかないので(笑)、そういうものをお子さんがいらっしゃる共演者の方にあげたりして。そうすると、子供たちからお礼動画送られてきて。かわいいです。
──すてきな関係の築き方ですね。
あと、首切り処刑人役の飯作雄太郎くんと、お昼ご飯のときに電子レンジのところでよく会うのでいつもしゃべっていますが、飯作くんは体を鍛えなきゃいけないからと手作りのガパオライスをいつも食べているんですね。もう週7でガパオライスなんじゃないかって思うくらい(笑)。僕はコンビニのご飯なので、人が作ったごはんに憧れて「食材が余ってたら俺のも頼むわ」って言ったんです。そしたらこの間、「はい、これ」って、飯作くんが握ったガパオライスのおにぎりを渡してくれてびっくりしました。
──すごいですね!
はい。おいしかったです。あとは有澤樟太郎くんの家に行ったり、内海啓貴くんの家に行ったりしています。

■最近できた夢と悩み
──内海さんといえば『レイディ・ベス』の宣伝でYouTubeチャンネル「ぼくたちのあそびば」にも出演されていましたね。
啓貴くんは最近2.5次元舞台に出ていなかったので、「ぼくたちのあそびば」でまた新たに啓貴くんのことを知ってくれた人もいて喜んでくれました。僕らも啓貴くんが来てくれたことで、いつもとはまた違う視点が生まれたから助かりました。啓貴くんとは10代のときに「Rの法則」(NHK Eテレ)という番組で一緒でしたが「Rの法則」にちなんだ話もあって。この間、「Rの法則」で一緒に出演していた二宮直輝アナウンサーから、連絡がきたので「今、啓貴くんと一緒の作品をやっています」と伝えました。そもそも二宮アナと、どうして連絡を取ったかと言ったら、僕のファンのおかげで。
──どういうことでしょうか?
ファンの方が僕の誕生日に出してくれた応援広告を二宮アナが見かけたらしくて、連絡をくれました。二宮アナは、異動か何かで徳島に行かれていた記憶もあったので、「阿波とくしま観光大使になりました」ということもお伝えさせてもらって。不思議な縁だなと思いました。昔一緒に仕事をしたスタイリストさんやヘアメイクさんも、何かを見てふと連絡をくれたりしますね。
──見かけたら思わず連絡をしたくなるのも、健介さんの人柄ですよね。
どうなんですかね。でもそれでいうと、ちょっと最近、夢ができて。
──おお、ぜひ聞かせてください。
東MAXさんのもんじゃ屋さん「MJもんじゃ 不動前」が、2月に閉店しました。そのお店では、声優の卵、芸人の卵など、芸事を目指している人たちがバイトをしていて、いいなって思っていました。だからこの先、仕事が順調にいって余裕があれば、自分のお店を持ってみたいなと思うようになりました。
──みんなに愛し愛される健介さんにぴったりのすてきな夢ですね。
それでいうと、最近悩みもできて。
──悩みも!
『レイディ・ベス』の公演終わりに丸山礼さんと帰りが一緒になって、出口まで歩く間に会ったアンサンブルの子みんなに声をかけてご飯に行こうという話になりました。その結果、7人くらいが来てくれたので、みんなでラーメンを食べてその日は終わって。後日、帰り道にアンサンブルの子から電話がかかってきて。「お肉食べたくないですか?」って焼肉に誘われたから、有澤くんも誘って7人くらいでご飯を食べに行きました。その中で一番年上の僕がお会計をしましたが、「逆に誘いづらくなります」って言われて。
──あー、「ごちそうしてほしいから連絡した、と思われたらどうしよう」と思ってしまうんですね。
そうそう。僕はその感覚があまりなくて。先輩たちにそうしてもらってきたから、年下の子がいたらおごるのは当たり前だと思っていたんですけど、それはそれで弊害があるんだというのが急にできた悩みでした(笑)。でも「まぁ、俺、お金持ってるから」とか「実家住みだし」って言えばだいたいみんな黙りますけど(笑)。
──“オトナ”ならではの悩みですね。
オトナになった話でいうと、今まではそういうときに僕が全部払っていましたけど、その有澤くんも来たアンサンブルとのご飯会では、2軒目として行ったコンビニで有澤くんに払ってもらいました。
──「払ってもらった」というのが、健介さんのオトナ化なんですね。
はい、オトナになりました!

■宅建にまつわるオトナ化クイズ
──前回、宅建に興味があるとおっしゃっていたので、今回は宅建にちなんだクイズです。
おお、やりましょう!うちの家族みんな宅建を持っているので、潜在的に知識があるかもしれない。
──では1問目。宅建の合格率は何%と言われているでしょうか?
宅建は難しいので…15%。
──「○%〜○%」とするなら?
うーん、15%から30%。
──ほぼ正解ですが、15〜18%と言われています。
惜しい!ちょっと範囲が広すぎましたね(笑)。
──宅建士の独占業務には下記の3つがあり、これらの中には対面で行わなくてもよいものがある。○か×か。ちなみにこれは、運転免許試験のような引っ掛け問題です。
1. 重要事項説明(35条書面の説明)
不動産の売買や賃貸の契約を結ぶ前に、消費者(買主や借主)に対して、物件のスペックや権利関係、契約の条件などの重要な内容を口頭で説明することです。専門知識のない消費者が不利益を被らないようにするための最も重要な業務です。
2. 重要事項説明書への記名
上記の説明に際して使用する「重要事項説明書(35条書面)」の内容が正しいことを証明するために、宅建士が署名(記名)を行います。これにより、その記載内容に対して宅建士が責任を持つことを明確にします。
3. 契約書(37条書面)への記名
契約が成立した際に交付される「契約書(37条書面)」の内容が、重要事項説明で合意した内容と相違ないか等を確認し、宅建士が記名します。
なるほど。1は対面じゃなくてもできそうですよね。顔を合わせないといけないというのは、もはや感情論ですし、リモートでもよさそう。2は署名だから対面じゃないとダメだし、3は記名だから対面じゃないと無理。ということで、「○」ですかね。
──実は、すべて対面で行わなくてもよいので、正解は「×」です。
「対面で行わなくてもよいものがある」という質問に対して、「対面で行わなくてもよいものしかない」という引っ掛けだったんですね。
──IT重説(ITを活用した重要事項説明)に基づき、すべてオンラインでも可能な業務なんです。では、この「IT重説」のガイドラインを出している省庁はどこでしょう。
省庁ってことは、答えは「○○省」ということですよね。国土交通省、みたいな。「IT重説」のガイドラインを出している省庁か。あー、これは法務省一択ですね。
──残念、違います。答えは「国土交通省」です。
うわぁ、「国土交通省、みたいな」って言ってたのに!へぇ、国土交通省なのか。今回は難しかったですね。
※IT重説とは……不動産賃貸・売買契約における重要事項説明を、Zoom等のWeb会議システムを用いて対面せずオンライン上で行う仕組みです。国土交通省のガイドラインに基づき、事前書類送付や双方向の通信環境確保など、対面時と同等の条件を満たす必要があります。

◆撮影=後藤薫
取材・文=小林千絵
ヘア&メーク=yuto
スタイリング=石橋修一
衣装協力=JH+、THE JEAN PIERRE、gramii

