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SixTONES、6周年のすべてを詰め込みド派手に魅了 「MILESixTONES」横浜公演

SixTONES、6周年のすべてを詰め込みド派手に魅了 「MILESixTONES」横浜公演

3月25日から29日までの5日間、SixTONESが『SixTONES LIVE TOUR 2026「MILESixTONES」』の横浜アリーナ公演を行った。1月22日にデビュー6周年を迎えた彼らのすべてが詰まっているかのような同ツアー。その29日昼公演の様子をレポートする。
「MILESixTONES」3月29日公演より
「MILESixTONES」3月29日公演より / 撮影=阿部岳人

■これまでの歩みのすべてを詰め込み、ド派手に

 約2時間半、メドレー含む全41曲を通じて伝わってきたのは、圧倒的なクオリティと、会場全体の熱量がひとつに束ねられていく感覚だった。オープニングでは、上空8メートルの高さからゴンドラで登場。火花を散らしながらデビュー曲「Imitation Rain」をド派手に披露すると、会場の歓声が一気に上がる。「WHIP THAT」では一人ずつ挨拶。松村北斗は「いらっしゃいませー!」と連呼して観客に声を出させ、森本慎太郎は「新年のご挨拶をさせていただきたいなと思います。謹賀新年!」と今さらながらのシャウト。6通りの煽り文句で、序盤から会場のボルテージを上げていった。

 そこからは、SixTONESならではの個性が際立っていく。たとえば「NAVIGATOR」のバブル演出。ともすればファンシーな印象になることもある演出だが、6人は終始アグレッシブなパフォーマンスをオンステージカメラを通して披露し、そのギャップごと魅力へと昇華していく。終盤の「Amazing!!!!!!」もそうだ。ジュニア時代に生まれ、彼らにとって欠かせない存在となっている同曲は、音玉や炎、火花といった派手な演出とともにパフォーマンス。6人の存在感はそんな演出に埋もれることはなく、むしろ演出を従えるような華やかさを放っていた。

■前半戦から客席へ。会場の一体感を作り出す

 12曲目の「僕が僕じゃないみたいだ」から「音色」で終わる9曲のメドレーではメンバーが外周からスタンドトロッコへと散らばり、アリーナ、スタンド問わず楽しめる構成に。ライブの前半戦でスタンドへ足を伸ばしたことで、会場の一体感は早い段階で醸成されていたはずだ。そしてメドレー後、6人が再びメインステージに集結した「NEW WORLD」では、“グループ力”としての一体感を見せつける。個々が際立ちながらも、ひとたび集まれば強固な塊となる。その関係性こそがSixTONESの真骨頂なのだろう。そして、後半パートの「S.I.X」から「RAM-PAM-PAM」までのメドレーでは巨大オブジェムービング「Mother6」に乗って登場。6人だからこそ生まれる迫力と派手さがダイレクトに伝わってきた。

【写真】KAT-TUNの人気曲をカバーした「THE D-MOTION」

■ゆる~いMCのラストには、スタジアムツアーをサプライズ解禁

 一方、MCではなんとも緩い空気が流れていく。客席を流れるプールのようにしたいという話題で森本が何かを話そうとした瞬間、ジェシーが天真爛漫に話題をかっさらう。田中樹が「慎太郎の番だよ」と話を戻すも、森本は「いいんだよ。俺の話はもう流れたから」。再びジェシーが「流れるプールだけにね!」と被せてふざけ出すと、「聞こえたことすぐ出すのやめな?」とツッコミが入り、笑いが生まれていく。その後も、メンバー同士ふざけ合ったり、観客をイジったり、愚痴を言ってみたり。終始笑いが絶えないMCだった。その締めくくりに、2026年秋のスタジアムツアー開催がサプライズ発表され、会場は大きな歓声に包まれた。

■多面性を存分に見せつけ、クオリティの高い公演に

 MCで見せる自由さと同様に、楽曲でもSixTONESが持つ多面性が存分に発揮されていた。恋に落ちる繊細な心情を描いたバラード「わたし」ではドラマチックなパフォーマンスで世界観を表現し、「共鳴」ではジェシーと京本大我によるアカペラを披露。確かな歌唱力を見せつける。3月18日にリリースされた17thシングルの「一秒」と「Rebellion」で爽やかさとクールさの両面を見せたかと思えば、高地優吾が「楽しんでますか! 上の方も見えているから、手を振ってください!」と煽り、「“Laugh” In the LIFE」で盛り上がっていく。かっこよさ、切なさ、楽しさ、面白さ――セットリストとMCを通じて何度も感情が切り替わるが、すべてがハイクオリティ。そして、その自由奔放さがSixTONESというグループの魅力だと伝わってきたライブであった。

 SixTONESがこれまで積み上げてきたものを、惜しみなく出し切った同公演。グループとしての色の強さをあらゆる角度から見せてくれる内容であった。次なる行き先は、スタジアムツアー。6人がそれぞれに持つ音と個性が、どう進化していくのか。今後の彼らに期待が高まる。

※「高地優吾」の「高」は、正しくは「はしごだか」

◆取材・文=高橋梓
「MILESixTONES」3月29日公演より

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