
サカとライスは日本戦の出場を熱望も…代表監督に求められる“リスク回避”「選手たちにではない。この状況に失望している。これが現実だ」
イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、現地3月31日にロンドンで行なわれる日本代表との親善試合を前に、記者会見に出席した。米メディア『ESPN』が発言を伝えている。
イングランド代表は今回の活動に臨むにあたり、35人を招集した。ただ、27日のウルグアイ戦(1-1)後にアーロン・ラムズデール、ジョン・ストーンズ、フィカヨ・トモリ、デクラン・ライス、アダム・ウォートン、ドミニク・キャルバート=ルーウィン、ノニ・マドゥエケ、ブカヨ・サカが代表チームを離れる事態となった。
アーセナルに所属するサカとライスは、「医学的評価」を受けるためクラブに帰還したのだが、日本戦でのプレーを強く望んでいたという。
「彼らはどうしても出たかったが、リスクを冒すのは理に適っていなかった。もしこれがシーズン最終戦であれば帯同させたが、今この時期にリスクを負う理由はない。メディカルチェックを行なった際、2人とも明らかに身体の不調を抱えていた。彼らを残す合理的な理由が全くなかった」
ドイツ人指揮官はその上で、「選手たちに失望しているわけではない。この状況そのものに失望している。これがシーズンの現実であり、3月末の現実であり、複数の大会に参戦している選手たちの現実だ」と説明。やむなしといった様子だ。
「キャンプに参加している選手の中には、昨シーズンよりもすでに多くの出場時間をこなしている者もいるため、多少の懸念はある。選手たちは精神的な休息を取るに値する」
トゥヘル監督はまた、英公共放送『BBC』のインタビューで、怪我から復帰明けのジュード・ベリンガムも、リスク回避のため欠場する方針だと伝えた。
クラブチームの試合数の多さが話題になる昨今、各国の代表監督は難しいやりくりを強いられている。もっとも、ワールドカップの出場枠が拡大するなど、代表戦も増加傾向だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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