カーリング女子で2018年平昌銅、22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは3月31日、サードを務める吉田知那美が3月末で退団することを電撃発表した。チームの公式ホームページ上でも公表され、創設者から179文字の労いメッセージが寄せられた。
ロコ・ソラーレの創設者であり、現在はチームの代表理事を務める本橋麻里氏は、「2014年より12年間、ロコ・ソラーレの一員として、日本一、世界選手権、オリンピックメダル獲得に大変貢献して下さった吉田知那美さんが3月末をもって退団となります」と報告した。
続けて、「世界一を目指す中でも、カーリングは楽しい!を体現し続けてくれたことにも感謝が尽きません。彼女の決断と、今後の活躍を、法人一同応援しております!」と綴り、これまでの活動に改めて感謝を伝えた。
本橋さんは19歳で2006年トリノ五輪に出場。“マリリン”の愛称で日本中から注目された。その後10年バンクーバー大会、18年平昌大会の計3度も五輪に出場。一方で、バングーバー大会後に当時所属していたチーム青森を離れ、オホーツク海に面した故郷の北海道北見市常呂町に戻り、10年8月に「ロコ・ソラーレ」を立ち上げて世間を驚かせた。
吉田は北海道の常呂町出身。2011年に北海道銀行フォルティウス(当時)に加入し、14年ソチ五輪に出場。その後、本橋が率いるロコ・ソラーレに加入した。同チームでは本橋だけでなく、同学年の藤澤五月、鈴木夕湖、実妹の夕梨花らと五輪に2度出場してメダルを獲得。天真爛漫な性格と明るい笑顔で高い人気を誇った。
2月のミラノ・コルティナ五輪では、カーリング女子日本代表として出場したフォルティウスに対し、送ったエールが話題に。1次リーグ序盤に連敗を喫し、厳しい評価やSNS上せ辛辣な声が上がるなか「私たちが知っているフォルティウスはもっと強い。フォルティウスの強さを一番知っているのは負けた私たち」といった言葉で激励し、オリンピック代表の座を争ったライバルチームに温かいエールを送ったことが大きな反響になった。
構成●THE DIGEST編集部
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