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「彼は正当に評価されていない」スタークスがドクターJの凄さを熱弁「1970年代~80年代初頭のジョーダン」<DUNKSHOOT>

「彼は正当に評価されていない」スタークスがドクターJの凄さを熱弁「1970年代~80年代初頭のジョーダン」<DUNKSHOOT>

今季で創設80シーズン目を迎えたニューヨーク・ニックスは、1970年代に2度のNBAチャンピオンに輝いたリーグ屈指の名門球団だ。

 現在のチームはガードのジェイレン・ブランソンと、ビッグマンのカール・アンソニー・タウンズのオールスターコンビが中心で、彼らの周囲をOG・アヌノビーやミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハートといった実力者たちが支えている。

 ニックスの歴史において、レギュラーシーズンの通算3ポイント成功数でトップに立つのはジョン・スタークスの982本。196cm・86kgのシューティングガードは、1990年から98年までニックスで過ごし、オールスターとオールディフェンシブチームにそれぞれ一度、1996-97シーズンには最優秀シックスマン賞にも輝いた。

 入団当初は無名の存在だったが、1991年から指揮官に就任した名将パット・ライリー(現マイアミ・ヒート球団社長)の信頼を獲得し、パトリック・ユーイングに次ぐ得点源へ成長した。

 粘り強いディフェンスでマッチアップ相手を苦しめ、持ち前の闘争心でルーズボールダイブやオフェンシブ・リバウンドにも絡むなど、試合の流れを変えるプレーでも魅せたスタークス。なかでも、シカゴ・ブルズと対戦した1993年のイースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦で、マイケル・ジョーダンとホーレス・グラント越しに左腕で叩き込んだダンクは、今も語り継がれる名シーンとなっている。
  そんなスタークスが、3月25日にソーシャルメディアへ公開された『Men's Health』のポッドキャスト番組『Strong Talk Podcast』へ出演。史上最高の選手“GOAT(Greatest Of All Time)”に現役時代に対戦したジョーダンを挙げ、さらにNBA歴代ベスト5にも言及した。

「ジョーダンの次にレブロン(ジェームズ)かって? 私ならカリーム・アブドゥル・ジャバーを入れるね。そしてコビー・ブライアント、その後にレブロンだ」

 そして、スタークスが5人目に選んだのが“ドクターJ”ことジュリアス・アービング(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)だった。

「私の大好きなドック(ドクターJ)を入れなきゃね。みんなに聞かれると、いつも忘れちゃうんだ。ドックの名前をいつも忘れるんだけど、『いや、それじゃダメだ』って思っていてね。彼は本当に素晴らしかったから」

 ドクターJは、1971年に当時NBAのライバルリーグだったABA(American Basketball Association)のバージニア・スクワイヤーズでプロデビュー。抜群の身体能力を武器に華のあるプレーで観客を魅了し、5年間で平均28.7点、12.1リバウンド、4.8アシスト、2.4スティール、2.0ブロックをマーク。ニューヨーク・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)時代には2度の優勝と3度のMVPに輝いた。

 NBAでは1976年にシクサーズへ入団すると、11年間で平均22.0点、6.7リバウンド、3.9アシスト、1.8スティール、1.5ブロックを残し、1981年にMVP、183年にはチームを優勝へ導いている。

 その上でスタークスは、ドクターJの功績は過小評価されていると持論を展開した。

「彼は正当に評価されていないと思う。昔のドクターJのプレーを見たら驚くよ。もう最高だ。私のヒーローで子どもの頃、一番好きな選手だった。でも、多くの人はABA後の彼しか見ていない。リーグに合流したのは1976年か77年頃だったかな。

 ドクターJは本当に特別だった。彼は1970年代から80年代初頭のマイケル・ジョーダンだったのに、正当な評価を受けていない。彼は史上最高の選手の1人として語られることがあまりない。ドクターJはマジック・ジョンソンやラリー・バードがリーグ入りするまで、長い間このリーグを支え、今の地位にまで押し上げた人物なんだ」

 1965年生まれのスタークスにとって、ドクターJは特別な存在であり、GOAT論においてその名が軽視されがちな現状に一石を投じた。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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