
俳優の寺本莉緒が4月4日、都内でデビュー10周年記念の2nd写真集「RIO」(講談社)の発売記念イベントを開催した。イベント前には囲み取材に応じ、5年ぶりの写真集への思い、俳優としての目標を語った。
■芸能生活10周年と新しい自分への思いを込めた一冊
14歳でのデビューから10周年の節目を迎える寺本。今の率直な気持ちを聞かれると、「私自身グラビアはすごく大好きで、この写真集をきっかけにまたグラビアを再開することができてすごくうれしいです」と満面の笑顔。
続けて、「衣装選び、メークから全部に携わって、裏側のことまでしっかりやりました。ファースト写真と見比べると分かるんですけど、表情の違いだったり、この5年の歳月を皆さんにどう考えていただけるかというのを意識しながら、成長した姿を届けられたらいいなと思って取り組みました」と、10周年リリースへの思いを語る。
近年は俳優業で活躍し、Netflixドラマ「サンクチュアリ -聖域-」(2023)やNHK連続テレビ小説「おむすび」(2024)などで注目を集めているが、グラビアをやりたいという気持ちはずっとあったという。「きっかけがないかな?っていうときにちょうど10周年になって、またグラビアをやりたいというのがついにかないました」と打ち明ける。
そんな念願かなっての写真集。タイトルの「RIO」は、「Iが数字の1っぼくも見えて、R10とも読めるんです。普通のタイトルにしようかとも思ったんですけど、やっぱり新しい自分ということで、新たな“莉緒”ということで、R10も含めて『RIO』にしました」と、10周年と掛けたことを説明する。
さらに、「5年前のグラビアをしていたときのファンの方々はもちろん、この5年に俳優として私を知ってくださった方々にもこのグラビアを通して、『おーちゃんってこういう表情するんだ。こんなスタイルだったんだ』って改めて気づいてもらえたらいいな。本当にお待たせしましたという本なので、既存のグラビアファンの方々には『また戻ってきたよ』という風に楽しんでいただけたらいいなと思います」と呼び掛けた。

■うらやましい体質を明かす
ロケ地はオーストラリア西部。雄大な自然の中での撮影は、水着ショットやランジェリーショット、ヌーディーショットにも挑んだ意欲作となっている。お気に入りのページは、物憂げな表情が印象的なお風呂ショット。
「5年前のあどけなさと、今の私の成長した姿が一番反映されている写真だと思って。パッと見たときの迫力だったり、表情がすごくかわいいって思うような1枚です」とチョイスの理由を明かし、記者からの「思わず触りたくなっちゃいますね」という言葉に、「ぜひ触ってください!」と笑顔で答える。
抜群のスタイルが見えるカットが満載だが、撮影に向けてはむしろたくさん食べるという体作りをしたという。「1st写真集のときはラーメンダイエットと言って、ラーメンをたくさん食べて痩せるというのをしたんですけど、歳を重ねるにつれて少し太りづらい体質になってきて。逆にラーメンを控えて、菓子パン、蒸しパン、お菓子をたくさん食べて体重を増やすことを意識しました。運動は嫌いなもので、じっと動かず、食べて寝るっていう幸せな生活をしていました(笑)」と、うらやましい体質を明かす。
一方でこの体質は俳優としては悩みにもなっており、「本当に困っていて。今のところぽっちゃりした役をいただくことが少ないので増量の負担はないんですけど、今後そういう役が来たときはけっこう前から取り組まないとダメだなっていうのをこの写真集を通じて思いました」と吐露。「2キロ、3キロは太りたくて。今試行錯誤していて、プロテインを飲み始めようかと思っています」と苦笑する。

■俳優としての挑戦は新人賞「日本中から嫌われるぐらいの役をやりたい」
俳優としての挑戦を聞かれると、「新人賞を獲れるように、今年、来年と頑張っていきたい」と目標を掲げたうえで、「悪役をドシドシお待ちしております。悪役が大好きです。物語をかき乱すような役をやりたくて。そういう役ってすごくやり甲斐があるんですよ。なので、とにかく乱して、乱して、乱しまくる悪役を」とアピール。
理想像としては「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」(2009年、フジテレビ系)での相武紗季を挙げ、「失礼かもしれなですけど、日本中から『本当に嫌な女だな』って思われるような素晴らしいお芝居だったので。ああいう風に、日本中から嫌われるぐらいの役をやりたいです」と意気込む。
プライベートの挑戦では、「今、ペン字を学んでいて。字がきれいな女性ってすてきじゃないですか。名前を書くとや住所を書くときにきれいに書きたいなと思って、ペン字の本を3冊買って、今取り組んでいます」と語る。
また、運動はしたくないと話したが、ゴルフだけは別。「ゴルフはあまり動かないので(笑)。スポーツとして運動できるのが一番いいかな。筋トレとかジムとかは自分と向き合ってやらなきゃいけないので苦手。スポーツとして楽しんでできる運動であれば好きです」と答え、気になる腕前は「下手クソなんですけど、ゴリゴリ回っています。年内に100を切れるように」と目標を挙げた。
◆取材・文=鈴木康道

