最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
25年全日本王者・田口涼太郎がフラットサービスを伝授! ムチのように手首のスナップを瞬間的に効かせる【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>

25年全日本王者・田口涼太郎がフラットサービスを伝授! ムチのように手首のスナップを瞬間的に効かせる【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>

プロテニス選手は、高度なショットをいとも簡単に叩き込む。なぜあんなボールが打てるのか? その秘訣をプロ本人に明かしてもらうシリーズ。今回は2025年の全日本選手権チャンピオン、田口涼太郎選手が登場! スナップを効かせたフラットサービスについてレクチャーしてくれた。

  *  *  *

 サービスは苦手ではないですが、得意というわけでもなく、コーチと相談しながら改良している段階です(※24年春の取材時)。良くしたいところは色々あります。

 この写真で言うと、まずトロフィーポーズの時に、右腕と身体の間隔が狭いですね(写真4コマ目)。ちょっと見づらいですが、ヒジが身体に近くなっているので、もう少し空間を空けたいと思っています。

 トスも昔から後ろに行くクセがあって、もっと前にしたいですね。打点が後ろになるとパワーがあまり出ず、ボールにも伝わりにくいので、そういうところを改善していこうという話をしています。

 でも、この写真を見るとそんなに悪くないですね。これはフラットサービスですが、トスは多少後ろではあるものの、ちゃんとパワーが伝わる打点で打てていると思います(7コマ目)。自分でもフラットは、スピードや威力という部分では勝負できるかなという実感があるんです。トータルの攻撃力はまだまだですが、そのぶんこれからもっと良くなると思っています。
  フラットでスピードを生む上で、技術的に大切になるのは手首のスナップです。野球のピッチングと一緒で、打つ時に手首の一瞬の返しを意識しています。手首に力が入らないようにして、ムチみたいに振るという感じです。サービスでは特にそういうイメージを持っています。

 ラケットが上がってきて(6コマ目)、ボールが当たる瞬間にキュッと返す(7~8コマ目)。いわゆる「プロネーション」と言われる動きで、打球後、面は外向きに返ります。当たるまでは本当にもう脱力しておいて、その一瞬だけ力を入れるのがポイントです。

 あとは身体の使い方についても、コーチやトレーナーとよく話しています。トロフィーポーズで上半身がグッと入り、ねじれるのが理想です。フェデラーとかはそれが深いんですが、僕はまだねじれや曲がりが少ないので(4コマ目)、身体の柔らかさなどは磨いていきたい部分です。今も意識していますが、もっと柔らかく強くしたいですね。

【プロフィール】田口涼太郎/たぐちりょうたろう
2000年6月30日、長崎県生まれ。174cm、72kg、右利き。近畿大学出身。インカレ室内を制し、23年春に卒業してプロ転向。オールラウンドな攻めを武器にその年のチュニジアのITFツアーで準優勝。昨年の全日本選手権では初優勝を飾る。ダブルスも得意としITF通算6勝。現在、国内ランク単23位。Team REC所属。

構成●スマッシュ編集部
※『スマッシュ』2024年10月号より再編集

【連続写真】田口涼太郎のスナップを効かせたフラットサービス『30コマの超分解写真』

【関連記事】小倉孝介流、バックボレーを逆クロスに流すコツ。ヒジを逃がして面をずらし、ボールの右側をこする!【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>

【関連記事】住澤大輔がジャックナイフリターンの極意を伝授! 高いボールもジャンプすることで力の入る打点で押せる【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ