
「本当に特別な経験でした」なでしこJ退任のオーストラリア人コーチが惜別のメッセージ。「JFAとニルスに心から感謝しています」
日本サッカー協会(JFA)は4月6日、なでしこジャパン(日本女子代表)のコーチを務めていたオーストラリア出身のリア・ブレイニー氏が契約満了に伴い退任すると発表。同日、ブレイニー氏は自身のインスタグラムを更新し、日本代表での日々を振り返るメッセージを発信した。
現役時代にオーストラリア女子代表として活躍した39歳は、引退後に同代表のアシスタントコーチを歴任。2025年からはなでしこジャパンのアシスタントコーチに就任し、チームを支えてきた。
なでしこジャパンでは2日に指揮官のニルス・ニールセン監督が契約満了により退任しており、スタッフの離脱が続く形に。ブレイニー氏もチームを離れることとなり、4月に予定されているアメリカ遠征には帯同しない。
日本での1年3か月の活動を終えたブレイニー氏は投稿で、思い出の写真とともに「日本での任期を終えるにあたり、指導者としての道のりにおいて、この上なく素晴らしく、忘れられない一章を刻むことができ、大きな誇りを感じています」と心境を吐露。選手たちやスタッフへの感謝を綴った。
「振り返れば、称えるべき素晴らしい出来事が多くありますが、今、真っ先に思い浮かぶのは選手たちへの思いと、皆さんと知り合い、皆さんの歩みを支える機会を得られたことへの感謝の気持ちです。このチームとともに、これほど有意義な形でチームとともに歩むという特別な機会を与えてくれたJFA(日本サッカー協会)とニルス(・ニールセン前監督)に、心から感謝しています」
さらに、「イングランドに長期滞在しながら、トップのプロサッカー界でのフルタイムのキャリアをスタートさせ、ヨーロッパのビッグクラブに所属するこの才能あふれる選手たちを支えることができたことは、本当に特別な経験でした。試合、トレーニング、皆さんとコーヒーを飲みながら過ごしたひととき、試合後の時間、そしてその間のあらゆる瞬間自体が貴重な経験でした」と振り返り、選手たちの成長や挑戦を間近で見守れたことを喜びとして強調した。
「タイトル獲得、ステップアップ、大怪我からの復帰、リハビリへの取り組み、新しい国への移籍、そして新しいクラブでの生活――こうした道のりを皆さんと分かち合えたことは、本当に光栄なことです」
なかでも印象的な思い出として挙げたのが優勝を果たした今年3月のアジアカップでの戦いだ。「アジアカップであなたたちとともに1か月を過ごし、共通の目標に向かって邁進し、6試合で29得点1失点という圧倒的な成績で成功を収める姿を目の当たりにし、母国で皆さんとともに祝うことができたことは、生涯忘れられない思い出です」と回顧。「このチームには非常に強い結束力があり、どんな困難も乗り越えるための才能と決意を備えていると確信しています」とエールを送った。
最後は「日本代表での時間、人々、経験、そして思い出に心から感謝しています。これは、私がいつまでも胸に刻み続ける、本当に特別な一章となりました。なでしこジャパン、健闘を祈ります。これからの試合でのご活躍を心より願っています」と締めくくり、日本代表の今後の活躍を願った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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