最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
ヤング体制からジョンソン中心のチームへ――変貌を遂げたホークス快進撃の理由<DUNKSHOOT>

ヤング体制からジョンソン中心のチームへ――変貌を遂げたホークス快進撃の理由<DUNKSHOOT>

レギュラーシーズン終盤戦、アトランタ・ホークスが見事な快進撃を見せている。

 オールスター後は23試合で19勝とハイペースで勝利を重ね、気づけばプレーオフ自動出場圏のイースタン・カンファレンス5位まで順位を上げてきた。

 好調の要因は、昨季までエースを務めたトレイ・ヤング中心の体制からの転換だ。今季のヤングは、開幕5戦目、10月29日のブルックリン・ネッツ戦で相手との接触により右ヒザを負傷。約1か月半後に一時復帰したものの再び悪化させるなどケガに苦しみ、1月7日にワシントン・ウィザーズにトレードされた。

 2018年の入団以降、卓越したシュート力とパス能力を武器に、ホークスの看板選手として君臨したヤング。21年のプレーオフでは、チームをカンファレンス決勝まで導いた。

 そんなヤングに代わって“新エース”に就任したのが、24歳のオールラウンダー、ジェイレン・ジョンソンだ。ヤング離脱直後のインディアナ・ペイサーズ戦で、22得点、13リバウンド、8アシストをあげると、12月は4試合連続トリプルダブルを達成。大車輪の活躍で、キャリア5年目にして初のオールスター選出を果たした。

 さらに新加入組も躍動。ヤングとのトレードで獲得したベテランガードのCJ・マッカラムは安定したパフォーマンスを披露し、2月のトレード期限最終日にゴールデンステイト・ウォリアーズから加わったフォワードのジョナサン・クミンガも、デビュー戦でいきなり27得点と好スタートを切った。
  加えて見逃せないのが、ニキール・アレキサンダー・ウォーカーの成長だ。昨夏にトレードでミネソタ・ティンバーウルブズから獲得したスウィングマンは、開幕直後に先発に昇格すると、得点は昨季の平均9.4点から平均20.6点まで倍増。とりわけ3ポイントが向上し、試投数、成功数ともリーグTOP10にランクイン。エースストッパーとしてディフェンスでも抜群の存在感を放っている。

 ジョンソンとアレキサンダー・ウォーカーの成長、新規加入選手のフィット感と、さまざまな要素が融合したことが、現在の躍進につながっている。

 ジョンソンは3月のイースタン・カンファレンスの月間MVPにも選出された。若き新エースの活躍が認められたことについて、クイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)は満足気に語る。

「ジェイレンがこれまでやってきた仕事が公に評価されたことをとても嬉しく思うよ。チーム内ではずっと前から彼の価値は認められていたし、選手たちも彼がチームにとっていかに重要な存在かを理解していたからね」 安定して高パフォーマンスを発揮できるジョンソンの継続性やビジョン、パス能力がチームの武器となっていると語る指揮官は、彼が意識的に取り組んでいる点についても挙げている。

「彼が最近、特に意識していることのひとつで、今後さらに良くなっていくと思っているのが、オフボール時のプレーだ。走ること、フリーになること、チームメイトを助けるシンプルなプレー。そうした動きは決して簡単ではない。とりわけ相手にマークされている状況ではなおさら難しい。しかし彼は、相手が自分を徹底マークし対策を講じてくる状況にも慣れてきていて、それに対応する成熟さを見せている」

 技術面で、ジョンソンが特に習得に励んでいるのが、キャッチ&シュートからの3ポイントだ。

「これは彼が本当に努力して取り組んでいる部分だ。リングにアタックできる力があり、他のプレーにも自信があるなかで、自分に足りないとわかっている部分、さらに向上が必要な部分に取り組む。このことは、彼にとって非常に大きな意味を持っているように感じる」
  ホークスは2月22日のネッツ戦から、4月6日にニューヨーク・ニックスに敗れるまで本拠地ステイトファーム・アリーナで13連勝を記録。プレーオフを戦う上で、ホームコートでの勝率は非常に重要なファクターだ。

「シーズン序盤はホームで思うようなスタートが切れなかったけれど、今はホームでプレーすることに誇りを持てているし、その強みをしっかり活かせている。全員が“ホームコートを守る”という同じ意識で臨んでいて、すごく良い仕事ができていると思う。それにファンの存在がその環境を10倍良くしてくれている。このあとも1試合ずつ集中して続けていくよ」

 3月30日、カンファレンス2位のボストン・セルティックスに勝利した試合後、ジョンソンは地元ファンの前でそう自信を口にした。

 その5日前には、敵地でカンファレンス首位のデトロイト・ピストンズをオーバータイムの末に破ったホークスは、今リーグでもっとも勢いのあるチームだ。

 まずは、プレーオフにストレートインするための混戦を勝ち抜き、イースト6位以上を確定すること。”ポスト・ヤング”という新時代に突入したホークスの3シーズンぶりの大舞台復帰を、ファンも心待ちにしている。

文●小川由紀子

新体制のホークスが破竹の8連勝!好調の要因は“コミュニケーション”、「率直に意見を言い合っている」とジョンソン<DUNKSHOOT>

ホークスの“新エース”ジョンソンにレブロンが太鼓判!「彼は今、ピッペンの役割を担っている。オールスターになる勢いだ」<DUNKSHOOT>

「街に来ることを歓迎してくれたし、たくさんのアドバイスをくれた」ウィザーズ移籍のヤングへ、ホークス同僚が感謝<DUNKSHOOT>
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ