シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆が、メジャーリーグデビューから衝撃的な快進撃を続けている。現地4月6日、地元メディア『Southside Showdown』は、この日本人スラッガーの驚異的な適応能力を高く評価。球団に対し、村上との長期契約を2026年の最優先事項にするよう提言する異例のキャンペーンを展開した。
昨オフに2年総額3400万ドル(約54億円=当時)で加入した村上は、開幕から10試合で4本塁打、OPS .892と上々の数字をマーク。三振の多さから打率は.206と低空飛行ながらも7四球を選び、7打点はチームトップタイに並んでいる。
『Southside Showdown』は「村上のアプローチは、初対面の投手に対しても非常に優れている。自身のスタイルを貫き、投手にストライクを投げさせることに成功している」と分析。「打席数に対する35%の三振率は高いが、15%という四球率も際立つ。三振・四球・本塁打に特化した打者として、村上は成功を収めるだろう」と報じた。
また同メディアは、ホワイトソックスが過去に1億ドル(約160億円)以上の大型契約を結んだ実績がないことを紹介したうえで、異例の早期契約延長を強く促している。記事では「『村上をロサンゼルス・ドジャースへ送るための準備をしているだけだ』というジョークがSNS上で飛び交っているが、そうである必要はない」と指摘。「チームが待てば待つほど村上の市場価値は高騰する。今こそ村上が拒否できないような延長契約を提示すべきだ」と主張した。
さらに、村上がもたらす経済的、戦略的メリットについても言及。「40本塁打を放つパワーは簡単には手に入らない」としたうえで、「村上の存在はフィールド内の貢献だけでなく、日本からの新たな人材流入やファン層拡大にもつながる」と断言。成績だけでなくチームの収入面にも大きく貢献できると論じており、総じて「フランチャイズの方向性を変え得る選手との長期契約を逃すことは惨事になりかねない」と結論づけている。
開幕直後ながら、村上の評価はすでに次の段階に入りつつあると言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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