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最後のモンテカルロを終えたワウリンカが思い出を語る「私の唯一のマスターズタイトル。ロジャーと対戦できて幸運だった」<SMASH>

最後のモンテカルロを終えたワウリンカが思い出を語る「私の唯一のマスターズタイトル。ロジャーと対戦できて幸運だった」<SMASH>

男子テニスで元世界ランキング3位の実績を持つスタン・ワウリンカ(スイス)が、現役最後のシーズンを戦っている。現地4月6日、「モンテカルロ・マスターズ」(モナコ/クレーコート/ATP1000)の1回戦でセバスチャン・バエス(アルゼンチン)に敗れ、思い出深い大会に別れを告げた。

 四大大会3勝(2014年全豪、15年全仏、16年全米)を誇るワウリンカにとって、マスターズ1000のタイトルは14年モンテカルロの一度きりだ。決勝では同胞ロジャー・フェデラーを下し、キャリアの象徴的な1勝となった。今大会で敗れた後のインタビューでこう振り返っている。

「もちろん、信じられないような思い出だよ。それは私の最初で唯一のマスターズのタイトルだし、ここモンテカルロで......、私はクレーコートで育った。若い頃は、全てのクレーのスペシャリストたちと共に、これらの大会を夢見ていた。だからモナコは、観戦するのにお気に入りの大会の1つだったんだ」

 フェデラーとの特別な関係にも触れた。通算対戦成績は3勝23敗と大きく負け越している。

「その年、運良く優勝することができ、ロジャーと対戦できたのは幸運だった。さらに、私たちはデビスカップでプレーしており、本当に親しく、多くの時間を一緒に過ごした。決勝の前には一緒にウォーミングアップもした」

「ロジャーとの試合は、私たちの関係性のせいで常に複雑なものだった。それを乗り越えて大会で優勝できたことは、並外れたことだったというのは事実だ」
  ワウリンカは当初から頂点を目標に据えていたわけではない。自身の歩みについては、結果よりも過程を重視する姿勢を強調した。

「私は農場と村で育ち、プロテニスプレーヤーになることを夢見ていた。目標はただ1つ、毎日常にベストを尽くし、進歩し、決して壁を作らずに自分の限界を常に押し広げることだった」

「グランドスラムで優勝したり、世界ナンバーワンになったりすることを目標としたことは一度もなく、ただ継続的により良くなろうと努めてきた。それこそが、私がキャリアを通じてやろうとしてきたことなんだ」

 41歳となった今も、その姿勢は変わらない。今年の全豪オープンでは、1978年以降で最年長の3回戦進出を果たした。

「私は常に勝つためにコートに立つし、これが最後だからといって、ただ楽しもうとしてコートに入ることはできない」

「もちろん、最近の日々や数週間は本当に、本当に困難なものだが、最終的にはそれだけの価値がある。私はこのスポーツに情熱を持っている。今年がベストを尽くす最後の年だとわかっている。勝つ感覚を楽しむために、今年幾つか試合に勝てることを願っている」

 テニスへの揺るぎない情熱を胸に、スイスの名手は最後の1年を戦い抜く。

構成●スマッシュ編集部

【動画】モンテカルロMS、ワウリンカ最後の試合と、フェデラーを破って優勝した2014年決勝のハイライト

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配信元: THE DIGEST

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