ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が現地4月7日(日本時間8日)、敵地でのトロント・ブルージェイズ戦に先発登板。97球を投げ、7回途中5安打1失点。6奪三振の好投で、今季2勝目を挙げた。5回までわずか1安打と力投する姿にLA記者から賛辞が送られた。
昨季ワールドシリーズ以来5か月ぶりにブルージェイズ戦に登板した山本。初回は三者連続三振と素晴らしい立ち上がりをみせた。2回は先頭のヘスス・サンチェスに右二塁打を浴びるが5番の岡本和真を二飛。後続を右飛、見逃し三振に仕留めた。
3回表に大谷翔平の先制適時打などで2点の援護を受けると、その裏から5回までいずれも三者凡退。安定感抜群のピッチングでブルージェイズ打線をゼロに抑える。
3対0で迎えた6回、1死二塁で1番のジョージ・スプリンガーに右中間二塁打で1点を返されると、次打者にはこの試合初めて四球を与えて1死一、二塁。長打が出れば逆転のピンチだったが、ウラディミール・ゲレーロJr.を初球スプリットで三ゴロ、4番のサンチェスをカウント1-1からシンカーで二ゴロに打ち取りしのいだ。
山本は球数が88球だったが、7回も続投。しかし連打で無死一、三塁のピンチを招いたところで降板。左腕のアレックス・ベシアに託し、同投手が好救援で無失点で終えると、エース右腕は笑顔で迎えた。
昨季ワールドシリーズの無双を再現するかのような日本人右腕の好投について、米誌『Sports IIIustrated』でドジャース番記者を務めるノア・カムラス氏は4回を終えた時点で自身のXを更新。「ヨシノブ・ヤマモトは右翼手のカイル・タッカーがミスプレーした二塁打で1人の走者を許しただけだ。それ以外は完璧。彼は6つの三振を奪っている」と伝えた。
4対1でドジャースが勝利を収めた後、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のネルソン・エスピナル氏は日本人右腕の力投を絶賛。「ヤマモトは7回にマウンドに上がったが、2安打を許し、無死一、三塁とした状態でこの日の登板を終えた。それでも、この日の成績は6回0/3、6奪三振、自責点1、与四球1、投球数は97球である。日本のエースによる、サイ・ヤング賞級の瞬間だった」と最大級の賛辞を送った。
昨季のワールドシリーズでは、敵地トロントで行なわれた第6戦の先発から中0日で第7戦にリリーフ登板。魂の投球で胴上げ投手、シリーズMVPを獲得した。メジャー史の中でも伝説として語り継がれるであろう地で、ドジャースの背番号18が再び仁王立ちした。
構成●THE DIGEST編集部
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