ロサンゼルス・エンジェルスのジョー・アデルが見せた守備でのビッグプレーが、現在も米国内で話題となっている。現地時間4月4日(日本時間5日)のシアトル・マリナーズ戦でスタンドまで届く打球を3度に渡り好捕し、ホームランを阻止。神業的なプレーが試合後も各メディアで報じられ、1対0でエンジェルスが勝利したこともあり、その貢献度も称賛されている。
今季は開幕から右翼のポジションでプレーするアデルは、本拠地で行われたこの日のマリナーズ戦で、初回と8回で2度、右中間への打球に対しフェンス際で“ホームランキャッチ”を披露。9回にはライトポール際へ飛んだ打球をスタンドインの寸前に身体を投げ出しながらグラブに収めると、そのまま観客席へ飛び込んだ。このド派手なホームランキャッチはリプレー検証の末にアウトが成立。アデルのダイナミックな守備で得点を与えなかったエンジェルスが勝利を掴んだ。
4月7日(日本時間8日)、球団専門サイト『Halo Hangout』がこの一連のプレーを取り上げており、アデルのホームランキャッチを「歴史的とも言える守備パフォーマンス」と絶賛。さらに同メディアは、「中でも9回の最後のプレーは特筆すべきもので、1点差のリードを守り抜きそのままチームの勝利につながった」と振り返っている。
また、これまでアデルは守備面が大きな課題とされてきた選手だったと説きながら、「そんな彼がスーパーマンのようなプレーを連発したのだから、大きな衝撃だ」と綴っており、「チーム内において、今回のようなプレーを見せる選手としては、最も意外な存在の1人だった」と強調する。
そのうえで、「それでも、彼は実際にそれをやってのけた」と続ける同メディアは、アデルが高い身体能力や昨季36本塁打を記録した長打力が特徴のプレーヤーであると評し、「球団としても今回のようなホームランキャッチより、打撃面に期待を寄せている」と指摘。
加えて、今季もエンジェルスは全体的に守備面で不安を抱えているとも伝えながら、同メディアは、「もしアデルが右翼でリーグ平均レベルの守備を維持しつつ、昨季のような長打力を発揮できれば、エンジェルスにとって信頼できる存在へと変わる可能性がある」などと見込んでいる。
球史に残るプレーでエンジェルスタジアムに歓喜を起こしたアデルが、ここからさらにプレーヤーとして飛躍を遂げることができるか。今後の活躍に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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