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無敗ソシエダを形成する「継続性と戦術的アイデンティティー」を現地メディアが称賛! 今週末に復帰予定の久保建英については「国王杯決勝の先発は難しい」

無敗ソシエダを形成する「継続性と戦術的アイデンティティー」を現地メディアが称賛! 今週末に復帰予定の久保建英については「国王杯決勝の先発は難しい」

レアル・ソシエダは、シーズン終盤に入っても安定した歩みを崩していない。ラ・リーガとコパ・デル・レイ(国王杯)の両睨みとなる中、ペッレグリーノ・マタラッツォ監督の下でチームは着実に結果を積み上げ、今月18日に控えるアトレティコ・マドリーとの国王杯決勝へ向けても追い風を受けている。
  マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、現在のソシエダのホームゲームでの充実ぶりについて、「マタラッツォ監督率いるチームは先週土曜日、アノエタで9試合連続無敗を記録した。今季ここから先、残るホーム4試合で一度も敗れなければ、史上3番目に長い無敗記録を打ち立てる可能性がある」と伝え、その価値を強調した。

 昨年12月12日の第2節ジローナ戦を最後に、そこからほぼ4か月負けていない「チュリ・ウルディン」の歩みを同メディアは振り返り、シーズン途中に招聘されたマタラッツォ監督の船出は厳しいものだったにもかかわらず、「アトレティコと1-1で引き分け、その後はオサスナ、バルセロナ、セルタ、エルチェ、オビエド、アスレティック・ビルバオ、再びオサスナ、そしてレバンテ戦まで、敗戦なしで繋いできた」と、現在の無敗街道が確かな積み上げの上に成り立っていることを強調している。

 さらに、「イマノル・アルグアシル時代のアノエタでの最良記録は、2022-23シーズン終盤の10戦無敗で、その先にはチャンピオンズ・リーグ(CL)出場があった。今季この数字を上回れば、同じ報酬が彼らにもたらされるかもしれない」と記し、現在の無敗記録が、来季の欧州最高峰の舞台にも繋がり得ると指摘した。

 こうしたバスクのクラブの戦いぶりに賛辞を贈ったのが、スペインのサッカー専門サイト『GOL DIGITAL』で、「より厳しさを増すリーガでは一発の華やかさよりも、継続性と、認識しやすい戦術的アイデンティティーがモノを言う」と論じた上で、「この週末、現代サッカーにおいては“騒がしさ”より“継続性”の方が価値を持つという居心地の悪い真実が、再び示された」と綴っている。

 そして、その代表例としてソシエダを取り上げ、「絶え間ない見せ場を必要とせずとも、彼らははっきりと認識できる競争力あるアイデンティティーを築いてきた。秩序、献身、効率性――それがこのチームの柱であり、常に観衆を魅了するわけではないが、めったに失敗しない」と絶賛した。
  マタラッツォ監督の仕事ぶりについては、「重要なのは、彼が勝つことだけではなく、どう勝つかを知っていることだ。その仕事は、継続性と一貫性の好例である。彼のチームは良い日も悪い日もあるが、決して進むべき道を見失わない」と評価。また主将ミケル・オヤルサバルに対しても、「派手さはなくとも、判断力、勝負強さ、そしてリーダーシップという点で、その影響力は表われている」と称賛し、いずれにおいても積み重ねの強さこそがこのチームの本質だと強調している。
  このように、国王杯決勝へ向けて良い流れを持続しているソシエダだが、負傷者の回復状況は見逃せない重要なポイントであり、スポーツ専門サイト『ESTADIO DEPORTIVO』は、練習を再開した7日の段階でイゴール・スベルディア、ホン・ゴロチャテギ、ヤンヘル・エレーラ、イニャキ・ルペレス、そしてアルバロ・オドリオソラが別メニューとなっていると報じた。

 そして、左足ハムストリングの負傷が回復した久保建英は、レバンテ戦でベンチ入りを果たすも出番は訪れなかったが、マタラッツォ監督は「試合の性質を考え、医師とも相談した上で、あと数日待つべきだと判断した。もう1週間、我々とともに練習した後での方が、より準備が整う」と理由を明かしている。これを報じたスポーツ専門サイト『ESTADIO DEPORTIVO』は「今週末のアラベス戦(31節)では、久保が幾らか出場時間を得ることが期待されている」と、このアタッカーが20節バルサ戦以来の実戦復帰を果たすと見ている。

 一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「久保がレバンテ戦で出場機会を得られなかったことは、まだプレーできる状態ではなかったことを明確に示した」とし、「この欠場によるプレー時間の不足は、国王杯決勝で久保が先発出場することを明らかに難しくしている。カレンダーにはほとんど余裕がない。久保は決勝の前に、アラベス戦しか実戦の場を持てない」と指摘した。

 今週末での復帰が確実視される日本代表選手が、自身にとっても初めてのタイトル獲得のチャンスとなる18日の大一番でいきなり主役の座を担えるかどうかは現時点で不透明であるが、それでもなお、久保が重要な戦力であることは誰もが認めるところであり、彼の合流が無敗を続けるソシエダにとってさらなる追い風となるのは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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