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「それが……ドロヘドロ!」内山昂輝&濱野大輝インタビュー ディストピアだけどコミカルな世界観を語りつくす<ドロヘドロ>

「それが……ドロヘドロ!」内山昂輝&濱野大輝インタビュー ディストピアだけどコミカルな世界観を語りつくす<ドロヘドロ>

アニメ「ドロヘドロ Season2」内山昂輝&濱野大輝のオフィシャルインタビューが実施
アニメ「ドロヘドロ Season2」内山昂輝&濱野大輝のオフィシャルインタビューが実施 / (C)2026 林田球・小学館/『ドロヘドロ Season2』製作委員会

4月1日より配信開始となったアニメ「ドロヘドロ Season2」(毎週水曜夜11:00~、ディズニープラスほか各種配信プラットフォームにて配信)。このたび、Season2より新たに登場する十字目組織のメンバーである、毒蛾と鉄条を演じる内山昂輝と濱野大輝のオフィシャルインタビューが行われた。

■混沌極まるディストピアを鮮烈に描くダークファンタジー

「ドロヘドロ」は、2000年から18年にわたって「スピリッツ増刊IKKI」(小学館)他で連載された林田球氏による同名漫画。唯一無二の世界観によって人気を誇っているが、あまりのショッキングかつカオスな内容から、映像化は不可能ではと囁かれていた。

しかし、2020年に「呪術廻戦」「チェンソーマン」などを手掛けるMAPPA制作でアニメ化を果たし反響を呼ぶと、第2期を期待する声も上がっていた。そして4月1日より、ABEMA・Disney+・ニコニコ生放送ほか各種配信プラットフォームにてSeason2の配信がスタート。配信開始日である4月1日には、第1話~第3話までが一挙公開された。

物語の舞台は、「ホール」という普通の人間が住む世界と、「魔法使いの住む世界」が存在する世界。魔法により顔をトカゲにされてしまった記憶喪失の男・カイマンが、本当の顔と記憶を取り戻すため、相棒のニカイドウと共に自分に魔法をかけた魔法使いを探し続けるダークファンタジーとなっている。
アニメ「ドロヘドロ Season2」キービジュアル第2弾
アニメ「ドロヘドロ Season2」キービジュアル第2弾 / (C)2026 林田球・小学館/『ドロヘドロ Season2』製作委員会


■アニメ化は「大きな挑戦」…独特な「ドロヘドロ」の作風に内山&濱野が感じた想い

――原作の印象をお聞かせください。

内山:アフレコが始まる前に原作を読んだのですが、キャラクターも多く、物語も複雑で、読み進めていくごとに明かされていく真相があるので、先がどうなるのかまったく読めませんでした。世界観も強烈な、唯一無二の原作だったので、この作品をアニメ化することは大きな挑戦だと感じました。

濱野:結構難解なところがあるんですけど、そこが芸術的でもあって、これが「ドロヘドロ」が「ドロヘドロ」たる所以なのかと思いました。アニメもSeason1を経て、Season2は、物語がより細かく描かれていくところなので、自分がその一部になれる嬉しさがありました。

――アニメをご覧になった印象をお聞かせください。

内山:アフレコ段階の映像から、とても細かく動かして描いていくんだというのは伝わってきていたんです。やりたいことが明確でしたし、その熱量は林祐一郎監督やスタッフの方々からも感じたので、すごい作品になりそうだなと思っていました。実際、バトルアクションの迫力がすごかったし、背景美術も素晴らしく、建物などを含めた世界観が原作そのままに魅力的だったので、見事だなと思いました。

濱野:キャラクターの表情もよく動くので、すごくリアリティがあって、キャラクターたちが実際にそこで生きているような感覚になりました。精密に描かれているので、そこに声を合わせていく作業はとても大事になるんだろうなと気が引き締まりました。
アニメ「ドロヘドロ Season2」内山昂輝&濱野大輝のオフィシャルインタビューが実施
アニメ「ドロヘドロ Season2」内山昂輝&濱野大輝のオフィシャルインタビューが実施 / (C)2026 林田球・小学館/『ドロヘドロ Season2』製作委員会


■「コミカルなシーンも多いなと」“暗い”だけじゃない、「ドロヘドロ」が描くディストピアものの地平

――毒蛾と鉄条はどんなキャラクターで、演じるとき、どんなことを意識しましたか?

内山:毒蛾に関しては、物語が進んでいくと明らかになることもあるので、すべては語れないのですが、物静かで、とても雰囲気のあるキャラクターだと思っています。演じるときは、原作で描かれた毒蛾らしさを表現してあげたいと思っていましたし、それはシーンごとに工夫していたんですけど、ひと言ひと言に、意味深な雰囲気が出るといいのかなと思っていました。

濱野:十字目のグループの中では、一番常識人だと思っています。グループには、毒蛾みたいにミステリアスな奴がいたり、ひょうきんな奴がいたりするんですけど、その中で、いい意味でバランスを取っているんですよね。ただ、そこで埋もれているわけでもないので、どう存在感を放っていけるかは、掛け合いの中で試行錯誤していました。

――アフレコでは、どんなディレクションがありましたか?

内山:結構コミカルなシーンも多いなと改めて感じました。原作を読んだとき、毒蛾はクールでシリアスな印象が強かったけど、コミカルなシーンでは毒蛾もちゃんとその方向性に乗って、大きく表現してほしいと、よく演出されていたので、コミカルに振っていいキャラクターなんだと思ったんです。

濱野:血だらだらで「毒蛾ー!」とか叫んだりしていましたからね(笑)。

内山:シリアスなドラマも重要な要素だけど、毒蛾たちが慎ましく暮らしていて、電気をいつまで点けないでいるんだろうとか、みんなで内職を頑張っていたりとか、切実な日常の問題も描いているんです(笑)。そういう、必ずしも本筋ではない細かいところまで大事に描いている作品なので、いろんな表現をしていい現場なんだなと、アフレコが始まってから思うようになりました。

――慎ましやかに暮らしていたかと思えば、人が簡単に死んだりしますからね。

濱野:作品自体が、みんなあまり死を恐れていない感じがありますよね。

内山:魔法によっては生き返らせるようなこともできるから、ある程度「失われても何とかなる!」という感じがあるのかもしれないけど、結構みんなグサグサ刺されているんですよね(笑)。それが日常的な描写として進んでいくから、その感覚の違いはありました。誰かが刺されたら、当人も周囲のキャラクターも深刻なリアクションを取りたくなるけど、多少刺されるくらいは、さほど重大ではないというか。

濱野:藤田音響監督も「とっても強いので、結構大丈夫です」みたいなことを仰っていたので(笑)。

内山:「それが……ドロヘドロ!です」みたいなね(笑)。これがすごく便利な言葉で、カイマン役の高木渉さんもずっと言っているんですよ。何か起きたり、困ったりしたら「それが……ドロヘドロ!」って。

濱野:考えるな、感じろ!的なね。

――最後に、「ドロヘドロ」の沼れるポイントを教えてください。

内山:アニメから観るのであれば、当然Season1から入ってほしいんですけど、Season2から観ても結局なんとかなる気がするんです。いろいろなグループのあれこれが、かわるがわる描かれて、いろんな真相が明らかになって、時系列もあっちこっちにいくので、何ならSeason2をちょっと観て、面白いなと思ったら、遡ってSeason1を観たり、原作を読んでもいいと思います。なので、まずはこの世界観を、Season2からでもいいので楽しんでほしいなと思います。

濱野:ディストピアだけど、みんな楽しく生きているみたいな不思議な世界なので、そこの一員になったつもりで、餃子でもつまみながら観てもらえると、「ドロヘドロ」の感覚に馴染んでいくと思います。
アニメ「ドロヘドロ Season2」内山昂輝&濱野大輝のオフィシャルインタビューが実施
アニメ「ドロヘドロ Season2」内山昂輝&濱野大輝のオフィシャルインタビューが実施 / (C)2026 林田球・小学館/『ドロヘドロ Season2』製作委員会


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