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「一挙に3人のスターを失う可能性も…」 今季のF1がワールドチャンピオン経験者の去就に与える影響をスペイン・メディアが指摘!

「一挙に3人のスターを失う可能性も…」 今季のF1がワールドチャンピオン経験者の去就に与える影響をスペイン・メディアが指摘!

2026年のF1は、大幅なレギュレーション変更を背景に賛否両論が渦巻いている。エネルギーマネジメントや新たなオーバーテイクの形など、これまでとは異なるレースの在り方に戸惑いの声が上がる中、とりわけ強い不満を示しているのがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。

 全セッションを通して苦戦を強いられた末に決勝8位に終わった第3戦日本グランプリでの「楽しむためにF1にいるが、今はそうなっていない」との発言は波紋を広げ、将来的なチームの離脱、はてはこの世界最高峰レースからの引退の可能性すら感じさせるものとして注目を集めている。

 こうした状況を受け、スペインのスポーツ紙『MARCA』は、このフェルスタッペンの“爆弾発言”が、同じくワールドチャンピオンの経験を持つフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)というベテラン2人の去就にも影響を及ぼす可能性を指摘した。
  同メディアはまず、現在のF1全体の状況について「黄金時代を迎えている。2025年には事業規模が32億ユーロ(約5920億円)に達し、ネットフリックスやアップルといった企業との関係を強固にし、アウディやゼネラルモータース(キャデラック)の参入も実現した」と商業面の成功を強調しつつ、「競技面では大きな疑問が浮かび上がっている。新時代の競技は、確実性よりも不確定要素の方が多く、多くのスターが不満を抱きながら、将来の決断を迫られている」と伝えている。

 その象徴がフェルスタッペンだが、同メディアは「日本で放たれた、前述の『楽しむためにF1にいるが――』という言葉は、アロンソやハミルトンといった“神話的存在”にも波及している」と綴り、それぞれの去就に言及した。

 まずアロンソについては、「年齢の問題という点で最も明確なケースだ。グリッド最年長で7月に45歳を迎える」とし、その将来が極めて不透明であることを指摘。そして、「アストンマーティンがいずれチャンピオンシップに勝てると確信しているが、問題はその時に自分がステアリングを握っているかどうかだ」との彼のコメントを紹介し、以下のように続けて、その去就の決定の難しさを強調している。「チーム状況の悪さが、アロンソに戦い続ける価値があるのかという疑問を生じさせでいる。彼のレベルは落ちておらず、それは大きなプラス材料だ。2025年には、『来年、チームに競争力があって良い結果が出せれば、そのタイミングで引退する可能性が高まる』と語っていたが、状況は大きく異なっている」

 一方、議論の中心にいるフェルスタッペンについては、「今季のF1はオランダ人にとって魅力的ではなく、耐久レースへの関心を高めている。ニュルンブルクリンク24時間レースへの参戦が、転機となる可能性がある」と記述。また、「契約は2028年までだが、もしチャンピオンシップでトップ2に入らなければ、レッドブルとの関係を解消できるという条項がある。彼の唯一のモチベーションは“楽しさ”だが、現在のF1で彼はそれを見出せていない」とし、現状では離脱の可能性が現実味を帯びているとの見解を示した。

 最後にハミルトンだが、こちらはやや異なる立場にあると分析。「彼はグリッドで2番目に年長(41歳)のドライバーであり、フェラーリでの2025年シーズンは困難なスタートとなったが、契約期間の長さを理由に、落ち着いた姿勢を見せている」として、その去就に大きな動きはなさそうだという。
  彼自身、「契約期間はかなり長い。通常はシーズン開始時に話題になるものだが、自分はまだその段階にはない」と語っており、また同メディアは「2年契約を結んでおり、3年目を延長する可能性もある」と伝えているが、同時に「オリバー・ベアマン(現ハース)のような若手の台頭があり、そのシートの後釜には、すでに有力な候補が存在する」とも指摘し、将来の不確実性も示す。

 こうした3人のチャンピオンを取り巻く状況について、「2026年のF1は、レジェンドたちにスポットライトを当てながら変化を促している。(中略)今後も状況が大きく変わらなければ、彼らの“決断”はより早く下される可能性がある」「F1は一挙に3人のスターを失う可能性がある」との警鐘を鳴らした同メディアは、今季ポイントリーダーとなっているキミ・アントネッリ(メルセデス)をはじめとする若手や中堅勢の契約状況によっては「グリッド全体が大きく変動する可能性がある」とも綴って記事を締めている。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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