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「完全な無視。忘れられた冬の補強選手」20歳日本人SB、ドイツ強豪で未だデビューできず。現地メディアが伝える“現在地”「早期退団」を避けるために…

「完全な無視。忘れられた冬の補強選手」20歳日本人SB、ドイツ強豪で未だデビューできず。現地メディアが伝える“現在地”「早期退団」を避けるために…


「ボールを扱う技術に優れているだけでなく、広い範囲をカバーし、高い運動量を持つ若き左サイドバックだ。スウェーデンリーグやヨーロッパのカップ戦でレギュラーとして実力を証明しており、さらなる成長の可能性を秘めている」

 今冬にスウェーデンのユールゴーデンから小杉啓太を獲得した際、アイントラハト・フランクフルトのスポーツディレクター、ティモ・ハルドゥンク氏はそう評した。

 ただ、ドイツの強豪に加入してから4か月がたった今も、20歳の逸材は新天地デビューを果たせていない。
 
 フランクフルトは今年1月にディノ・トップメラー監督を解任。小杉はアルベルト・リエラ監督の下で懸命にトレーニングに励むなか、『90min』のドイツ版は「リエラ体制ではチャンスなし?アイントラハトの忘れられた冬の補強選手」と題した記事を掲載。「アイントラハトのコスギの計画は今のところ上手くいっていない」と伝えている。

「冬の移籍は、アイントラハトにとって十分に理に適ったものだった。理由は2つある。第一に、コスギはまだほとんど注目されておらず、比較的安価で獲得できた点だ。第二に、この冬の移籍は、ナタニエル・ブラウンが夏に退団する可能性が高いことを見越し、先手を打ったものだと思われるからだ。

 コスギはトレーニングにおける勤勉さと献身的な姿勢で、首脳陣に好印象を与えている。ただ、アルベルト・リエラだけは例外のようだ。このスペイン人指揮官の下で、コスギは直近5試合連続で試合登録メンバーにすら入っていない。ディノ・トップメラー時代もデビューできなかったとはいえ、当時はまだ定期的にベンチ入りしていた」

 同メディアはそして「冬の補強選手に対する完全な無視は、内部で少なからず困惑を招いているようだ。コスギはトレーニングでの集中力に加え、質の高いクロスでも注目を集めている」と説明した上で、こう締め括った。

「コスギにはフランクフルトでブレイクする時間はまだ残されている。彼の契約は2031年夏まで有効だ。しかし、もしリエラ体制下での状況が夏以降も変わらず、ブラウンが退団したとしても改善されないならば、早期退団は避けられないだろう」

 堂安律と神代慶人も所属し、U-21チームでは長谷部誠氏がコーチを務めているフランクフルトで、小杉は地位を築けるか。まずは初出場し、一歩を踏み出したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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