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本村玲奈が声優を目指したきっかけは“花江夏樹”「花江さんのお芝居が本当に格好よくて」<とんがり帽子のアトリエ>

本村玲奈が声優を目指したきっかけは“花江夏樹”「花江さんのお芝居が本当に格好よくて」<とんがり帽子のアトリエ>

TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」本村玲奈&花江夏樹オフィシャルインタビュー
TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」本村玲奈&花江夏樹オフィシャルインタビュー / (C)白浜鴎/講談社/「とんがり帽子のアトリエ」製作委員会

2026年4月6日より放送中のテレビアニメ「とんがり帽子のアトリエ」(毎週月曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MXほか/Netflix・ABEMAにて1週間先行配信/ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかにて配信)。本作に登場する主役・ココの声を担当する本村玲奈と、ココの師匠であるキーフリーを担当する花江夏樹のオフィシャルインタビューが到着。木村と花江は映像の魅力やキャラクターの印象を語った。

■全世界で絶賛される、光と闇が織りなす壮麗ハイファンタジー

「とんがり帽子のアトリエ」は、白浜鴎(しらはまかもめ)が「モーニング・ツー」(講談社)に連載する同名漫画を原作としたアニメ作品。原作コミックス累計発行部数は750万部を突破し、米国アイズナー賞を始め国内外で数々の賞を受賞している。

本作の舞台は、魔法が人々の生活を豊かにする“奇跡”として存在する世界。魔法使いにあこがれる少女・ココが、ある秘密を知ったことから魔法の世界へと足を踏み入れていく物語だ。

キャストには、主人公・ココ役の本村玲奈を始め、彼女を弟子として迎え入れる魔法使い・キーフリー役の花江夏樹のほか、アガット(CV.山村響)、テティア(CV.陽木くるみ)、リチェ(CV.月城日花)、オルーギオ(CV.中村悠一)らが名を連ねる。アニメーション制作は「BUG FILMS」が担当し、原作の精緻な世界観を圧倒的な映像美で描き出している。

4月より放送中の本作では、小さな村で「知らざる者(ふつうの子)」として暮らしていたココが、秘密多き魔法使いの世界で仲間と共に探求し、成長していく姿が描かれる。「魔法をかける瞬間を見てはならない」という世界の掟や、魔法の歴史の裏に潜む影が、物語の軸としてココたちを翻弄(ほんろう)していく。

【写真】知られてはいけない魔法使いの世界…テレビアニメ「とんがり帽子のアトリエ」のポスターカット
【写真】知られてはいけない魔法使いの世界…テレビアニメ「とんがり帽子のアトリエ」のポスターカット / (C)白浜鴎/講談社/「とんがり帽子のアトリエ」製作委員会

■師弟を演じる先輩・後輩コンビが、それぞれの役に感じた「共通点」

――原作を読まれての感想をお聞かせください。

本村玲奈(以下、木村):オーディションを受けるにあたって初めて原作を読ませていただいたのですが、もっと早くこの作品に出会いたかったと思いました。子どもの頃の憧れや悩みにすごく共感しましたし、ココたちと同い年のときに出会えていたら、それこそ人生が変わっていたのではないかと感じました。

花江(以下、花江):絵がとても素敵で、世界観の構築が素晴らしいと感じました。魔法使いを題材にした物語はたくさんありますが、その中でも魔法を“描く”という点がすごくユニークで。何でもすぐにできるわけではなく、自分たちで考えなければいけないところも魅力的だと思いました。

――完成した映像をご覧になっての印象はいかがでしたか?

本村:原作の緻密な絵が動き、そこに声と音楽が加わることで、本当に魔法のようだと感じました。これまで本で見ていた世界に奥行きが生まれて、全身で浴びられるような体験になって…。まだ始まったばかりですが、これからもずっとこの作品と共に歩んでいきたい、見続けていきたいと思いました。

花江:アニメーションの見どころの一つでもある魔法の表現が、本当に奇麗でしたね。その美しさが危うさにもつながっていて、ココのお母さんが魔法で固まってしまうシーンなどもとても印象的でした。

幻想的な部分と怖さが同時に描かれていて、その両面がうまく入り混じっているところが魅力的だと思います。個人的には、キャラクターのまつげの描き方も印象に残っています。とても奇麗で、「こんなにフサフサだったらいいな」と思うくらいでしたね(笑)。

――演じられているキャラクターの印象をお聞きかせください。

本村:ココは本当に優しくて、お母さんのことが大好きで、魔法への憧れもとても大切にしている子だと思います。ただ、その憧れだけではなく、魔法の怖さや向き合っていく中での苦しさにもきちんと目を向けることができる。困っている人がいれば絶対に放っておけない、そういう芯の強さを持った子だと感じながら演じています。

花江:キーフリーは、正直なところ、まだ分からない部分が多いキャラクターですね。僕自身も人から「何を考えているか分からない」と言われることがあるので、そういう意味では通じるところがあるのかもしれません(笑)。

彼が持っている柔らかさは自分の中でもしっくりくる部分があって、演じる際にもイメージしやすいです。先生という立場は、本村さんが同じ事務所の後輩という関係性もあり、感情を乗せやすいですね。

TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」本村玲奈&花江夏樹オフィシャルインタビュー
TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」本村玲奈&花江夏樹オフィシャルインタビュー / (C)白浜鴎/講談社/「とんがり帽子のアトリエ」製作委員会

■審査員を務めていた花江が「絶対に声をかけたほうがいい」と確信した日

――お互いから見た印象はいかがですか?

花江:本村さんは、役とそのまま重なるようなイメージがあります。何事にも一生懸命で、好奇心旺盛なところがすごく似ていると感じました。最初に声を聞いたときも、ぴったりだなと思いましたね。

本村:花江さんもキーフリー先生そのままだと感じています。柔らかさや優しさはもちろん、ときどき何を考えているのかわからない部分も含めて(笑)、とても重なるところがありますね。黙っているときも、お話しされているときも、常にいろいろなことを考えていらっしゃるように感じていて、その余白のようなものがキーフリー先生と似ているなと思います。

――演じるにあたって苦労されたところを教えてください。

本村:モノローグですね。ココは主人公ということもあり、周囲に言わない心情をたくさん抱えているので、モノローグとセリフの温度感の違いには悩みました。最初は意識的に切り替えようとしていたのですが、収録を重ねる中で、だんだん自然に変えられるようになっていきました。

花江:オーディションや第1話のアフレコで、「もっと地声に近い状態でやってほしい、新しい花江さんを見せてほしい」と渡辺 歩監督から言われたことが印象に残っています。自分としては、もう少し年上の余裕があるキーフリー像をイメージしていたので、最初は方向性に悩みました。

結果的には、あまり“悪さ”を感じさせず、それでいて何かを抱えているような謎を残すことを意識して演じました。自宅で映像に合わせて何パターンか録って聞き比べるなど、新人のころにやっていたやり方を久しぶりにやるくらい、試行錯誤を重ねましたね。
TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」オフィシャルインタビュー・花江夏樹(キーフリー役)
TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」オフィシャルインタビュー・花江夏樹(キーフリー役) / (C)白浜鴎/講談社/「とんがり帽子のアトリエ」製作委員会


――本村さんは、花江さんをきっかけに声優を目指されたと伺いました。

本村:中学生の頃に、花江さんが主人公を演じられていたアニメを観まして。当時は人間関係などで悩んでいた時期でもあって、すごく共感したんです。その中で、真っすぐにぶつかっていく花江さんのお芝居が本当に格好よくて。そのお芝居に憧れて、声優を目指すことを決めました。

花江:うれしいですよね。当時の自分は本当に必死で、先輩方に助けてもらいながら食らいついているような状態でした。それでもそうした姿を見てくれて、目指そうと思ってもらえたのは、本当にやってきてよかったです。今の本村さんの一生懸命な姿を見ていると、きっとその姿に憧れて、また新しく下の世代が出てくるんだろうなと思いました。

――今では同じ事務所の先輩・後輩になりますが、お二人の出会いは?

花江:初めて会ったのは大阪の専門学校で、僕が審査員をしていた「アテレコ甲子園」というイベントでした。そこで本村さんが出場していて、優勝されたんです。

多くの参加者がいる中でもとくに印象に残っていて、終了後にマネジャーさんに「すごくよかったよね」「絶対に声をかけたほうがいい」という話をして。専門学校に許可を取ったうえで声をかけたのがきっかけで、そこから事務所に入ってもらうことになったんです。今の彼女を見ていると、自分たちの目は間違っていなかったと感じますね(笑)。

――最後に、作品を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

花江:とても期待値の高い作品だと思いますし、アニメーションとしても素晴らしい仕上がりになっています。原作の魅力が新たな形で伝わると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。

本村:白浜鴎先生が描かれた魔法の世界が、音楽やお芝居とともに、とても豊かに表現されています。ココと一緒に魔法を知っていくような体験ができる作品ですので、幅広い世代の方に楽しんでいただけたら嬉しいです。


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