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ペルージャがピアチェンツァに勝利、PO決勝進出に王手 石川祐希の実戦復帰は持ち越し【バレーボール】

ペルージャがピアチェンツァに勝利、PO決勝進出に王手 石川祐希の実戦復帰は持ち越し【バレーボール】

現地時間4月9日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガで2025-26シーズン プレーオフ準決勝の第2戦が行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属するレギュラーシーズン1位シル スーザ スカイ・ペルージャは5位ブルーエナジー・ピアチェンツァとアウェーで対戦。セットカウント3-1(25-18、22-25、25-20、25-20)で2連勝を飾り、決勝進出に王手をかけた。

 3日前に行なわれた初戦を3-1で制して先勝を挙げたペルージャ。その試合と同じく先発は司令塔のイタリア代表シモーネ・ジャンネッリ、OPの元チュニジア代表ワシム・ベンタラ、MBがロベルト・ルッソとフェデリコ・クロザートのイタリアコンビ、OHはポーランド代表カミル・セメニウクとウクライナ代表復帰を表明したオレフ・プロトニツキ、Lに元イタリア代表マッシモ・コラチを起用した。右膝負傷から回復を遂げた石川は、現状の練習参加が9割といったところ。コンディションを上げてきているものの、実戦復帰は持ち越しとなった。

〈S:セッター、OH:アウトサイドヒッター、OP:オポジット、MB:ミドルブロッカー、L:リベロ〉

  第1戦を黒星で終えたピアチェンツァだが、高い機動力を生かした守備のほかブロック(9本)とエース(6本)でペルージャ(ブロック6本、エース4本)を上回るなど手強いチームだ。先発はイタリア勢が4選手、OPアレッサンドロ・ボヴォレンタ、MBジャンルーカ・ガラッシとLドメニコ・パーチェの代表組にセッターのパオロ・ポッロ。OHがキューバ代表ホセ・ミゲル・グティエレスと元オランダ代表ロバート・アンドリンガ、もう1枚のMBにプレーオフで右脚故障から復帰したキューバ代表ロベルランディ・シモンを起用した。主砲のOHトルコ代表エフェ・ラマザン・マンディラチは、CEVカップ戦で再発した右肩故障によりベンチスタートとなった。

 第1セット、ペルージャは2点差で優位に立ち試合を進めるが、中盤の入りにレセプションで安定を欠いてガラッシと交代したMBフランチェスコ・コンパローニ(イタリア)の2得点で同点とされる。しかし、ジャンネッリのツーアタックを挟みミドル勢がブロック2本を成功させてピアチェンツァの勢いを封じ、リードを5点へ広げる。終盤から途中出場したマンディラチにアタックとブロックで連続得点を許すも、エース1本を含むクロザートのサーブを起点に5連続ブレークで突き放して試合を先行した。

 ところが第2セットは不測の展開が待ち受けていた。ペルージャは開始からすぐ、誤打に続き被ブロック2本。加えてピアチェンツァのOPボヴォレンタにラリーで連続得点を決められて0-6とされる。苦しい戦況下でじわじわと得点を重ねながら、相手に1度もブレークを許さず奮闘。3点差へ巻き返して迎えた終盤、リリーフサーバーでコートインした2選手がサーブでブレークに貢献し、最終局面で1点差まで追い上げるもあと一歩届かずにセットを譲り渡した。

  続く第3セットは、プロトニツキが相手のサーブ7本を受けてAパス成功率100%をマークするなど、ペルージャのレセプション精度がアップ。そのシナジー効果を得たジャンネッリのトス回しがベンタラの80%を筆頭にアタック決定率を引き上げ、主導権を終始握ったままセットカウントを2-1とした。

 第4セットは序盤にボヴォレンタの2連続エースでビハインドを負ったペルージャだったが、僅差で背後につけて反撃の機会を探る。そして突入した終盤、ジャンネッリのブロックで1点差へ迫りサイドアウトを繰り返した後に、プロトニツキのレフト攻撃で同点とするやルッソのブロックでついに逆転。すると世界選手権2連覇のイタリア代表ミドルブロッカーであるルッソがサーブでも獅子奮迅の活躍を見せる。相手のレセプションを苦しめてベンタラの2得点を演出した直後に、エース2本を叩き込みマッチポイント。セメニウクのインナーアタックで戦いに幕を引いたペルージャが、2連勝を飾り決勝進出へ王手をかけた。

 ペルージャはブロック12(8)、エース6(5)など、アタック決定本数を除き相手を上回る数字をマーク。サーブエラー8(18)を始め、大きく差をつけたミスの数16(28)が、勝敗を分ける要因の一つになった。※カッコ内はピアチェンツァのデータ。

  試合最多22得点(アタック20、ブロック2)を記録してMVPを受賞したベンタラに次ぎ、マルチな活躍でチーム2位の15得点(アタック9、エース3、ブロック3)を挙げたプロトニツキは、試合後に国営放送『Rai Sport』のインタビューで「アウェーで手に入れたこの2勝目(3戦先勝で決勝進出)は、とりわけ重要な意味を持つか?」と問われこう答えた。

「0勝0敗と思っているよ。2勝0敗から逆転劇が起こるのをイタリアリーグでは何度も見てきているからね。2勝したことを意識せずに、練習を最大限に活用してミスを修正する。そして、ゼロからの勝負だと思って3戦目に臨むつもりさ。ピアチェンツァは絶対に勝つつもりで僕らのホームに乗り込んでくるはずだからね」

 ペルージャはサポーターが押し寄せるであろう本拠地で昨季に逃した決勝への切符を勝ち取るべく、第3戦(日本時間4月13日午前1時開始予定)に挑む。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ピアチェンツァに勝利したペルージャが決勝進出に王手
 

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配信元: THE DIGEST

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