女子テニス国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯)」のファイナル予選が各地で2日間(現地4月10日、11日)にわたって実施され、国別ランキング10位の日本は1位のイタリアと激突。1勝3敗で敗れ、予選敗退となった。
同大会には14カ国が出場。各対戦に勝利した7カ国に開催国(今年は中国)を加えた8カ国がファイナルズ(9月22日~27日/中国・深セン)の出場権を得られ、敗退すると「プレーオフ」(11月16日の週/ホームorアウェー開催)に回る重要な戦いだ。試合は初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合を実施し、先に3勝したチームが勝利となる。
アウェー開催となったイタリア戦(イタリア・ベッレトリ/クレーコート)。杉山愛監督率いる日本代表は、初日に行なわれたシングルスで、内島萌夏(世界ランキング84位)がエリザベッタ・コチャレット(同42位)に5-7、2-6で敗退。坂詰姫野(同133位)もジャスミン・パオリーニ(同8位)に3-6、1-6で敗れ、日本は0勝2敗と追い込まれて初日を終えた。
そして迎えた2日目、後がなくなった日本は第3試合のダブルスで青山修子(複50位)/ 穂積絵莉(複33位)が、サラ・エラーニ(同3位)/ パオリーニ(同3位タイ)に挑んだ。
試合序盤は2024年のパリ五輪金メダリストのイタリアペアに主導権を握られる。第4ゲームと第8ゲームをブレークされ第1セットを2-6でダウン。第2セットは応戦し、第3ゲームから第8ゲームまでブレークを奪い合う展開に。しかし5-6で迎えた第12ゲームでサービスゲームを落とし、日本は0勝3敗となり予選敗退が決まった。
3連敗を喫した日本は、消化試合となった第4試合のシングルスで内島とパオリーニが対戦予定だったが、両チームともにメンバーを変更。坂詰とルチア・ブロンゼッティ(同163位)の顔合わせとなった。
第1セットは坂詰が第5ゲームで先にブレークを許すも、第8ゲームでブレークバックに成功。タイブレークに持ち込むと、接戦の末にこれを制し、7-6(4)で先取する。第2セットも流れを渡さず、第3ゲームと第7ゲームでブレークに成功し、6-2でストレート勝ち。日本に貴重な1勝をもたらした。
今回のファイナル予選は、強豪イタリアの厚い戦力層の前に屈する結果となった。それでも最後に坂詰が意地の白星を挙げたことは、今後につながる収穫と言えるだろう。日本は11月のプレーオフで再起を期す。
構成●スマッシュ編集部
【動画】青山/穂積VSエラーニ/パオリーニと、坂詰VSブロンゼッティのハイライト!
【関連記事】BJK杯イタリア戦に臨む日本。大坂なおみは外れ、内島萌夏、坂詰姫野らを選出!「挑戦者として思い切りを出したい」と杉山愛監督<SMASH>
【関連記事】涙のシングルス敗戦後、急遽ダブルスに起用された柴原瑛菜。青山修子とのペアでつかんだ歓喜の勝利【BJK杯総括】<SMASH>

