メジャー公式サイト『MLB.com』は、“鉄人”と称されるアトランタ・ブレーブスのマット・オルソンの驚異的な連続出場試合記録に注目している。オルソンは眼の負傷から2021年5月2日に復帰すると、出場を続け、ブレーブスがクリーブランド・ガーディアンズと対戦した12日(日本時間13日)の時点で798試合に到達した。これはネリー・フォックスに並ぶMLB史上11位の記録であり、翌13日のマーリンズ戦に出場すれば、歴代トップ10入りまであと23試合に迫る。
『MLB.com』によれば、ウォルト・ワイス監督は「彼は毎日完璧に準備をしてグラウンドに来る」と語り、通常であれば欠場につながるような体調不良や軽傷を乗り越え、出場を続ける姿勢を高く評価している。この期間中、オルソンはほぼすべての試合で先発出場しており、2022年9月24日のフィリーズ戦ではスタメンを外れたものの、終盤に守備で出場し記録を途切れさせなかった。
さらに同メディアは、今後の記録更新の可能性にも触れている。5月末まで出場を続ければエディ・ヨストの829試合を抜いて歴代9位、8月まで継続すればスタン・ミュージアルの895試合を上回り8位に浮上する見込みだ。また今季も全試合出場を達成すれば、連続944試合となり、2027年には歴代7位、2028年序盤にはミゲル・テハダの1152試合を超えて5位に到達する可能性があるという。
『MLB.com』はまた、この記録の価値についても強調する。かつては長期にわたり全試合出場を続ける選手も存在したが、現代野球では極めて稀な存在となっている。現役選手でオルソンに続く記録はピート・アロンソ(ボルティモア・オリオールズ)の431試合であり、その差は歴然だ。
約5年に及ぶこの偉業について、オルソン本人は「そんな記録は考えたこともなかった。ただプレーしたい、それだけだ」と語っており、『MLB.com』はその言葉にこそ、記録を支える原動力が表われていると伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
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