来る5月2日に対戦が予定されるWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者・井上拓真に挑むのは元世界4階級制覇王者の井岡一翔。これを自身のYouTubeチャンネルでガチンコ予想したのは、元世界2階級制覇王者の亀田大毅氏である。
亀田氏が重視したのは、技術そのものよりも「階級のパワー」だった。
「井上拓真選手はどっちかというと、スーパーバンタム寄りのバンタムですね。スーパーバンタムにいた選手ですから。井岡選手はミニマム、ライトフライ、フライ、スーパーフライ…。スーパーフライでもけっこう、小さかった。どっちかというと、フライ寄りのスーパーフライだった」
この2人の体格差により、どうなるかといえば、
「技術で『7(井岡):3(井上)』だとして、ただ、階級のパワーで押し潰されると思うんですよね。階級もテクニックなんで、通じなくなるんですよ。なので、井岡選手はミニマムはアリですけど、ライトフライぐらいがめちゃくちゃ凄かったんじゃないかな。どっちかというと、フライの最強選手という感じ。スーパーフライでも正直…マルティネス選手ですか、パワー負けというか…」
階級の壁に跳ね返された過去の敗戦
ミニマム、ライトフライと順調にベルトを獲り、連勝を重ねていった井岡の初黒星は、IBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロン(タイ)に挑んだプロ15戦目(2014年5月7日)。
WBO世界スーパーフライ級王者ドニー・エステス(フィリピン)に挑んだ25戦目(2018年12月31日)で、2度目の敗戦となり、またも階級の壁に跳ね返された。
WBA世界スーパーフライ級王者となった35戦目(2024年7月7日)、36戦目(2025年5月11日)は、同じフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)相手に、初の連敗を喫している。
大毅氏の戦前分析を跳ね返す井岡の奮闘に期待しつつ、両者の一歩も譲らぬファイトに期待したい。
(所ひで/ユーチューブライター)

