
「Twitterの鳥(Twitter Bird)」の生みの親として知られる英国出身のデザイナー、サイモン・ジョン・オクスリー氏(別名義:Idokungfoo)が2026年4月4日、56歳で死去しました。
この訃報は4月13日、公式X(旧Twitter)およびデザイナー向けサービス「Dribbble」のアカウントを通じて伝えられました。
オクスリー氏は1969年生まれ。幼少期から絵や造形に親しみ、1988年から89年にかけてボーンマス&プール美術デザイン大学でグラフィックデザインとイラストレーションを学んでいます。
その後、バーレーンや日本で活動。日本では1999年から2011年にかけて東京に3年、福岡に9年の計12年間在住し、2002年からはフリーランスのグラフィックデザイナーとして本格的に活動を開始しました。
2011年以降は英国オックスフォードを拠点とし、晩年までキャラクターデザインやロゴ制作に携わっていました。
代表作として広く知られるのが、2006年に制作された初代Twitterの鳥のロゴ。その後、ロゴは複数回にわたって改訂されていますが、同氏によるシンプルで親しみやすい表現は、その後のブランドイメージにも大きな影響を与えたとされます。
また、サービス障害時に表示される「Failbot」と呼ばれる壊れたロボットのイラストも、同氏の作品です。
このほか、2008年にはタコと猫を融合させた独創的なキャラクターを制作。後にGitHubのマスコット「Octocat」として命名されました。
さらに、DigitalOceanのサメのキャラクター「Sammy」や、URL短縮サービスBitlyのフグのマスコットなども手がけ、インターネット文化に広く影響を与えてきました。
オクスリー氏の死去を伝えた公式発表では、「彼のデザインとアイデアはこれからも生き続けます。彼と共に仕事をした方々、彼のDribbbleの作品に『いいね』を寄せてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます」とコメントしています。
インターネット黎明期から現在に至るまで、多くの人に親しまれるビジュアルを生み出してきたオクスリー氏。その功績は、今後もデジタル文化の中で語り継がれていくことになりそうです。
<参考・引用>
サイモン・オクスリー氏公式X(@simonoxleee)
Dribbbleページ(simonox)
サイモン・オクスリー氏公式サイト(idokungfoo.com)

