『Fortune Dream 11』後楽園ホール(2026年4月16日)
△上谷沙弥vsSareee△vs橋本千紘△
上谷、Sareee、橋本による女子トップ選手の3WAYマッチは30分時間切れ熱戦ドローに。試合後、橋本は「必ずこの借りは今年中に返す」と悔しさをあらわにした。
現在、ワールド・オブ・スターダム王者で2025年度プロレス大賞MVPの上谷、フリーとして各団体で活躍し2025年度プロレス大賞敢闘賞のSareee、そしてセンダイガールズ所属でセンダイガールズワールド王座を保持する橋本による豪華3WAYが実現した。大会をプロデュースする小橋曰く「現在の女子プロレス界で最高峰の3人」による顔合わせに。特別立会人はFortune Dreamの元常連でセンダイガールズプロレスリング社長・里村明衣子が務めた。
3人がリングに並び立つが、上谷はさっさとリングを降りて距離を取る。まずは橋本とSareeeがグラウンド戦と打撃戦で火花を散らすが、スキを突いて上谷が横やり。今度は上谷とSareeeがスピーディな攻防でせめぎ合うと、髪を掴んでにらみ合った。そんな2人を橋本がスピアーでまとめて打ち倒す。
ここから攻守が次々と入れ代わるシーソーゲームに。だが、上谷が橋本とレフェリーを交錯させると、上谷のセコンドについていたH.A.T.E.の渡辺桃が橋本の足をすくって妨害。そこから上谷とSareee、橋本と桃がそれぞれ場外乱闘でやり合う展開に持ち込む。凶器を投入した上谷&桃にはブーイングも飛ぶ。Sareeeと橋本も南側スタンド席通路で卍固めを披露するなどして応戦。ブチ切れたSareeeは上谷を引きずり回し、実況席の小橋の眼前でエルボー合戦を繰り広げた。
上谷は桃が橋本を分断するスキに、Sareeeを痛めつける作戦に出たが、桃が橋本を振り払ってリングイン。怒りを爆発させて上谷を場外に排除すると、Sareeeと真っ向から火花を散らす。一旦は排除された上谷も介入を狙うが、ここで橋本が脅威のパワーを発揮。上谷とSareeeを連続してぶん投げてどよめきを誘った。場外ダイブも連鎖すると、試合はさらにヒートアップする。
橋本が守勢に回る時間が続いたが、両腕ラリアットで上谷&Sareeeをまとめてなぎ倒して絶叫。体勢を崩しながらも眉山の要領でまとめて2人をぶん投げて、トリプルダウンに。3人は必死に立ち上がると、打撃戦を繰り広げるが、痛み分けで再び同時に崩れ落ちる。残り5分がコールされると、上谷が猛攻。雪崩式フランケンで橋本を倒れるSareeeに叩きつける荒技を敢行した。引かない橋本がスピアーで上谷を吹き飛ばすと、ここから3人は丸め込み合戦を繰り広げて、あわや3カウントの場面が続いた。
再び上谷が動き、レフェリーの死角を突いて桃のバット攻撃をSareeeにヒットさせると、フランケンで押さえ込むが、ギリギリで橋本のカットが間に合う。負けじとSareeeが上谷に雪崩式ブレーンバスターを狙うと、橋本がそのSareeeを上谷ごとパワーボムでぶん投げる荒技を決める。さらに、Sareeeを連続ジャーマンで引っこ抜き、ラリアットを振り抜いたものの、Sareeeはギリギリでキックアウトした。さらに、倒れるSareeeめがけて、上谷をパワーボムで叩きつけてまとめてフォールするが、2人が肩を上げると、ここで30分時間切れとなった。
試合後も3人はにらみ合いを繰り広げて気持ちをぶつけ合う。上谷とSareeeはノーコメントだったものの、橋本は「上谷沙弥、あいつと初めて戦ったけど、さすが女子プロレスの顔張って、メディア出てやってるだけあるなと思ったけど、1対1でやらないとわからないし。Sareeeも。不完全燃焼なので、今日は」と悔しさをあらわに。「だから、こういう結果になったので、必ずこの借りは今年中2026年に返したいと思います」と年内の決着戦を誓っていた。
【橋本の話】「納得いくわけもなく。上谷沙弥、あいつと初めて戦ったけど、さすが女子プロレスの顔張って、メディア出てやってるだけあるなと思ったけど、1対1でやらないとわからないし。Sareeeも。不完全燃焼なので、今日は。だから、こういう結果になったので、必ずこの借りは今年中2026年に返したいと思います。小橋さん本当に毎年この舞台を用意してくれてありがとうございます。強さを求めて橋本千紘らしく、仙女として女子プロレスを引っ張っていきます」
※上谷、Sareeeはノーコメント

