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ゴジラ最新作の旧海軍機が「メチャわかってる」「ツボ押さえたチョイス」と話題に

ゴジラ最新作の旧海軍機が「メチャわかってる」「ツボ押さえたチョイス」と話題に


『ゴジラ-0.0』シーンカット。この手前の飛行機の記事です (C) 2026 TOHO

【画像6枚】「追われてる機はコレか!」こちらが「二式大艇」とその系譜の飛行機です

実はアレ、すっっっげぇ傑作機!

 2026年4月15日、山崎貴監督による最新作『ゴジラ-0.0』のファーストティザー映像が公開され、メディアの報道やSNSなどで広く話題となりました。神木隆之介さんと浜辺美波さんが演じる「敷島家」の姿や、「どうみてもキングギドラ」な「引力光線」と思われるカット、「自由の女神」など、46秒の映像に様々な要素が詰め込まれています。そうしたなか、「ゴジラ」に追われるように離水する「二式飛行艇」と見られる飛行機も大いに注目を集めていました。

 二式飛行艇は「二式大艇」との通称で広く知られる旧日本海軍の飛行機で、メーカーは川西航空機です。おもに偵察や輸送、哨戒などの任務に就き、爆撃に参加したこともありました。当時の世界最高水準にあった傑作機、との呼び声も高い飛行機です。

 そもそも「飛行艇」とは、胴体下部が船形をした海上でも発着可能な飛行機のことで、そのぶん陸上機などと比べると重量や空気抵抗もかさみ、どうしても鈍重にならざるを得ません。

 たとえば旧日本海軍の主力陸上攻撃機であった「一式陸上攻撃機」は、型番によって性能差があるためおおまかな数値になりますが、エンジン2基搭載で最高速度は440km/hから480km/h前後、最大航続距離は約6000kmになります。そして同時期の、エンジン4基を搭載したアメリカ軍の飛行艇PB2Y「コロネド」は、最高速度360km/h、最大航続距離約3700kmといったものでした。

 そうしたなか二式大艇は、三菱製「火星」エンジン4基を搭載し、最高速度約470km/h、最大航続距離は8000kmオーバーというスペックを実現します。これだけが飛行艇を語る要素ではないものの、とはいえ「世界最高水準」「傑作機」というのも納得ではないでしょうか。

 そしてそのレガシーは、現在に至るまで連綿と受け継がれています。川西航空機を前身とする新明和工業は戦後、あの国産旅客機「YS-11」の製造に携わりつつ、海上自衛隊向けの大型飛行艇を開発、製造してきました。現行最新機種は、2007年に運用開始された救難飛行艇「US-2」で、こちらも世界屈指の性能と評されています。

 と、このような背景があるなかでの「ゴジラに追われる二式大艇」です。前作『ゴジラ-1.0』に登場した駆逐艦「雪風」や局地戦闘機「震電」に続き、「マニア心くすぐりそうな兵器を出してくるなw」「ツボを押さえたチョイスですね」等、「よくわかっている」といった投稿が相次ぎました。実機が鹿屋航空基地史料館(鹿児島県)に世界唯一の現存機として保存されていることも改めて話題となっていて、映画を超えた「二式大艇再評価」の動きが見られます。

 2026年11月3日の映画公開に向け、期待感は高まっているようです。

配信元: マグミクス

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